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24-19 スープジャーメシ休憩時間

みなさん、こんにちは。「部屋から始まるミニマリスト」のJOWN(ジョウン)です。

最近はコロナの影響やウクライナ情勢の影響から、物価高騰だけでなくサービス料金の高騰も目立つようになりましたね。

利用しているお店や施設の利用料金が値上がり、普段の生活がやや苦しく感じる方も多いことでしょう。個人的にはサウナ施設の値上がりが残念でなりません。

僕が勤めている会社も例外ではなく、中でも社員食堂の値上がりは苦しく、食費を少しでも抑えるために最近流行りの「スープジャー」を購入し、昼ご飯として会社に持って行くようになりました。

結果としてどうなったかというと、これが節約と健康に大きく貢献してくれ、充実度が上がっています。

そこで今回はその「スープジャー」を使って変わった生活をお話ししようかと思います。

「差分16800円」の社員食堂。

社員食堂は定食400円でかなりの量が食べることができるコスパ抜群の場所でした。僕がまだ20代の時もたくさんお世話になり、午後の業務を戦うエネルギーを養っていました。

しかし近年の物価上昇の影響で値上がりが余儀なくされ、今となっては470円。それでも安いのですが、仮にひと月20日働くとするとその差はひと月1400円。年間16800円の差が生まれてしまうんですね。

ここまでの差はやや生活苦を感じてしまいます。

「健康診断の判定」が気になり始める。

また健康面も少しずつ心配になり、社員食堂の食事を摂ることに疑問を感じるようになりました。

値上げしたとはいえ量は変わらず多く、栄養価も偏りがある部分が目立ちます。大盛りを頼んでいないのに、食堂のおばちゃんも善意でお茶碗にペシペシ盛ってきます。

デスクワークに移ったこともあり、食事後の就業では胃もたれや満腹以上の感覚を覚え、健康状態が危ないんじゃないのかと思うように。

その悪い予感は当たり、ずっとA判定だった健康診断の項目も少しずつ悪い数値が目立つようになりました。特に体重と血圧にその影が見え隠れしていました(今はオートミールダイエットのおかげでどちらも正常値)。

以上のことから節約と健康の見直しも兼ねて、スープジャーを購入する決意をしたのです。

スープジャーは「魔法瓶のスープ版」。

「スープジャー」とは、魔法瓶(真空ダブルウォール容器)をスープ用に作ったもので、水筒やマグボトルと比べると口が幅広く背丈が低いのが特徴です。

魔法瓶構造なので保温性能が抜群で、冷たいもの・温かいものは長時間その温度をキープできるのでいつでも好みの温度で食事を楽しめます。

使い方は容器に具材やスープを入れて蓋を閉めるだけ。

YouTubeや書籍でもレシピが考案されており、節約やダイエットにはおすすめの商品ということで、十分に検討してから真空容器でお馴染みサーモスから発売されている400ml容量のスープジャーを購入しました。

●「金銭的自由度」に十分な余力。

スープジャー生活をすることで節約は目に見えて分かるようになりました。

例えば僕は朝食にオートミールを食べているのですが、その延長で「オートミール茶漬け」をスープジャーに入れて会社に持って行きます。

かかる費用はオートミール、お茶漬けの素、入れるお湯の水道代だけ。
それらも彼女との共有口座から差し引かれるので、会社で自分のカードを使って支払う分がそのまま浮くので、仕事のある日は毎日470円お得になっていることになります。

僕は自分で飲み物を持参しているんですが、仮に自販機で飲み物を買ってもまだ十分金銭的余力はあるので、経済的に心が少し軽くなります

●「少ない品目」でお手軽スープ。

上述のオートミール茶漬けは大変簡単なのですが、毎日食べるとさすがに飽きてしまいます。それに僕は温かいオートミールがそこまで好きではありません。

そこでネット上のレシピを参考に料理を作ってみると、意外と用意するまでのハードルは低いことに気づきます。大体食材2品+スープ類1種でスープは完成するからです。

あとは前日にお米を炊いて保存容器に入れて冷凍しておけば、翌日解凍して持っていけます。スプーン1本も持って完成です。

一番おすすめはスープ類を「味噌汁」にすることです。味噌汁はレパートリーが豊富で少ない食材でもメインのおかずにもなります。日本人の口にも合いますしね。
前日に豚汁を作った時は文句無しです。

●「一人時間」が増えて、有意義な休憩に。

スープジャーにすることで、休憩を一人で過ごす時間が増えました
休憩時間はなるべく一人で過ごしたい派なんですよね。

社員食堂の場合、会社にいる同僚や上司・他部署の社員もおり、大体は黙々と食べます。しかしたまに話しかけられることがあるので、それが少し鬱陶しく感じる時があるんですね。

また、上述したように社員食堂の量が基本的に多いので食べるのに時間がかかります。僕は昼食後はなるべく寝ていたいので、早めに食べようとするんですが、よく噛まないので健康上良くない現状がありました。

多くの同僚との共有空間、忙しなく食べる食事時間、社員食堂・お昼寝する場所までの移動時間を考えると、休憩時間に全然リラックスできません

しかし、スープジャーにしたことで、車に戻ってご飯を食べるだけで済みます。食べ終わったらそのまま横になってお昼寝します(暑い時はエアコンをつけるか、妥協して会社で食べて寝ます)。

一人の空間で時間も確保しながら休憩できる…最高じゃないですか。

●「一汁一菜」を自然と体現できる。

スープジャーの中身をボリューミーにすれば午後の勤務も体が持ちます。適度にお腹が満たされ、必要十分以上の食事はいらないことが分かりました。

現在は多くの料理研究家や科学者が、一回の食事量は「一汁一菜」程度、つまり主食+おかず1品+汁物1品がよいという意見を挙げることも少なくありません。

戦後以後の日本食の欧米化により、食生活は高脂質・高糖質がほとんどの家庭で基軸になっています。お菓子も同じ食水準になっており、ハイカロリーなものが多くなっています

こうした生活により脂肪と糖の摂取量が多くなりがちで、肥満症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を誘発する事態になっています。

つまり、生きるための食事が、守るべき健康を害しているんですね。

その状況のアンチテーゼとして、以前の日本のような「一汁一菜」の食生活が最も健康にいいと認識され始めてきたということです。まさに、一汁一菜は「食事のミニマリズム」と言えるでしょう。

スープジャーにすることで、過剰な糖質・脂質を摂取することをセーブできます。量的にも少なくでき、満足感は確かに社員食堂以下に収まりますが、「腹八分目」といった感じでちょうど良いです。

さいごに : スープジャーの今後に大きく期待。

結果としてスープジャーは買って良かったと思います。正直ここまで大きな恩恵を受けられるとは思いませんでした。

まだ始めたばかりですが、買ってすぐでこれだけ効果を実感できるアイテムというのはなかなか巡り会えません

これからの時期は少しずつ寒くなり、日中での車内も過ごしやすくなるでしょう。そして温かいものが美味しく感じられるようになり、スープジャーの機能を本領発揮できます。

食の充実は心の充実につながります。

もっと充実した休憩時間にできるように、レシピのレパートリーを増やして楽しみながらスープジャー生活をしていきたいです。

今回の記事はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは、また。

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