セコい経済と幸せな経済
ものやサービスのように形がないものに支払いたくない―
お金を払うなら払った分の価値を「確実に」「すぐに」欲しい― 払い損なんて絶対してたまるか!
お金をもらえなければ仕事したくない― 仕事をするなら働いた分の対価を「確実に」「すぐに」欲しい― 働き損なんて絶対してたまるか!
双方がせこくいやしくなっていった結果
費用と効果が対になるほど、それがキッチリカッチリすればするほど
得られるものは陳腐になり、つまらなくなり、わくわくしなくなり、感謝できなくなり、不思議と粗が目立ち、人生を導いてくれなくなる
それはこのように説明することができるかもしれない。
費用と効果が対になるほど、作り手の自由と創造力が失われ責任感と義務感が増す。
そこから生まれるものもまた、堅苦しく・保身じみており、言い訳がちりばめられた、窮屈な、しょうがない、エネルギーの抜けたものになる
ここまでなってしまったのも仕方ない。ずるい人がとりまくって騙しまくってしまって、そういうずるくてせこい悪党もなぜか許され、善良な人はバカを見続け駆逐されてしまったのだろう。
もっとふわっとした関係
期日とかクオリティーとか原価とか そんなもので目ざとく計算せずに
もっと長期で大きくバランスをとる感じで
相手の存在自体に お金や何かを やさしく受け渡しあうような
そういうことがちゃんとできる人たちだけで、成り立つ場がこれからまた出来ていくし、僕も作っていくつもり