何もかもが逆である。馬鹿が取り繕い、ハッタリと虚像で埋め尽くされた間抜けな社会に今、必要なもの
対照的な二人
頭がよく、気が利き、着眼点がクリティカルで、根拠ベースでありながら、専門的な知見を持ち、確固たるビジョンを持ち、話がテーマから逸れることがなく、たくさんの優れた知恵のストックから、重要な順に言葉を選び、対象に伝わるように話す成田氏は、その自信の裏付けからか
逆に、必要な個所以外はフランクで中学生のような感じで話す。
頭が〇く、気が利かず、着眼点が定まらず、根拠より目先の承認欲求ベースで、専門的な知見もなく、確固たるビジョンどころか出世のために取り繕うことが精一杯で、話がテーマから逸れないことが難しく、知恵のストックもないまま、なんとなく取り繕える順に言葉を選び、対象のことへ意識が行き届く余裕もない森下氏は、
逆に、どうでもいい事ですべて立派そうに話そうとする。
討論番組という体で、それまで核だのアメリカだの、格差だの予算だの、をテーマに話していたのに、
そこに突然放り込んだ成田氏の質問が、上の動画だ。
そこまでの話をぶったぎって、
中学生のような口調で、
ゆらゆらと落ち着きのない小学生のように体を揺らしながら、
成田氏はおもむろに話をはじめる。
「その前にちょっと森下さんに伺いたいんですけどぉ・・」
「全然小難しい話じゃなくてぇ、、素直なこと・・」
「政治家って、日本は核を持つべきかからぁ・・日本のワインのどうするかまでありとあらゆるものに意見を持ってなきゃいけなくてぇ・・」
「・・「そんなのわかるわけねぇだろ!」っていう政治家がいてもいいんじゃないかって思うんですよぉ 笑」
そして、最後に
「それすると、政治家として生きていけないんですかね?笑」という質問になっていない意地悪な笑みで締める成田氏。
爆笑。
森下氏だけでなく、
それと同じような 政治家 官僚 視聴者 国民
取り繕い、本質を見ず、手っ取り早く利益を得ようと動いてばかりの、こざかしいバカと愚かな心根が、どこまでも問題の本質であるということを知らしめる漫談。
何重にも皮肉の聞いたエンターテイメントだよね。拍手。