将棋上達メモ

細かいけど実戦的であまりきかれない俺が気付いたパターン的なもの

歩が0か1かは大きな差

・序盤駒がぶつかっていない段階の桂損でも歩切れなら互角というのは頻出。特にその歩切れが解消しにくいほど桂損の攻めが成立することが多い。

・歩が1枚あることで成立する攻めは多い

・駒が多くぶつかっていてすぐに歩切れが解消できる場合には価値は薄れる

歩が多いほど拠点攻め(おかわり攻め)が成立する

2枚以上あるときの3段目または7段目の攻防にて。おかわり攻めの際は、ぶつかっているポイントに限定すれば飛車角桂馬より金銀の重要度が上がる。したがって飛車角は戦いが始める前に先に配置してあることが大きなポイントになる。

おかわり攻めの場合玉の近さは重要ポイントであり、おかわり攻めが王手もしくは詰めろになっていることは非常に大きい。実践的には大体勝ち。

桂馬の位置の関係上、33、37、73,77の地点で起こりやすい。自玉の配置はおかわり攻めを受けきれるかどうかによって、そこの地点に効かせるべきか離れるべきかが決まる。

駒損攻めは詰めろに近ければ近いほど成立しやすい

詰めろまたは一手隙などになればなるほど成立(相手に駒を使わせる反動を受けにくいのと、相手が受けるために無理をするので駒損を解消しやすい等の理由)

人間的な受けにくさの価値は大きい

cpuには通用しなくても終盤玉が薄い評価値1000くらいまでなら実戦的に勝ちやすいケースがある。ただしプロくらいになると700くらいが限界か。

駒の価値は配置で大きく変わる

駒の価値は思った以上に変化するので一律だと思い込まないほうがいい。駒得の判断はあくまで序盤平場でのもの。戦型によって変わる。

玉の広さは拠点を作りやすい桂香角に弱く王手の連続にも弱い。

玉の固さは逃げにくいので枚数足す攻めに弱い。

片側に壁がある形(矢倉や金無双)は薄い側からに弱い。特に飛車

桂馬の渡しあい(桂馬で金銀を取り合う形)は最後に押し付けたほうが勝つ

同じ駒が2枚以上は使いにくいことが多い。2枚以上はあっても価値が思ったほどないので駒損してもOKなことが多い。特に桂香。

特定のコマをいくら渡しても大丈夫な形がある。これは終盤めっちゃ重要。いわゆる〇〇ゼット。詰む詰まない以外の場合(玉の広さを生かす場合の拠点を作らせない等)にも重要。

玉の囲いはかっこいーwけど、たぶん将来的に今よりさらに価値は下がっていく

囲い自体が強いというより、読みが不安定とか読みの疲労を軽減できるとか持ち時間を使いにくいとか、パターンで覚えやすいというのが本当のメリットだったから。突き詰めると先に形を決めるのは弱点がありすぎるので、相手の攻めの形を見てからじゃないと意味がないので減っていく。cpuも棋譜から学習してるのでまだ囲いの評価が高めになってるけど、囲いの評価値は減っていくと思われる。

煮詰まっていない段階での手損は別に大したことじゃない

昔ウマぶっていた理論派wプロの間で手損が異常に重視されていたけど、実際はそこまででもない。特にアマなら全然関係ない。むしろ手得が生きるのはお互いの攻めが確実に通るって場合のみ。攻めが確実に通るのは形が悪いからw

それより、相手より形の相性がいいことが大事。


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