「し続ける」安定一辺倒の評価基準はうんざりなんですが皆様はいかがですか?
①成果を出すorキャラを出すor役割を果たす⇒②それを安定的にし続ける⇒③評価or支持者or似た属性の人が集まる⇒④地位が確立⇒⑤金になる
の流れはもういい。至るもの全てそれ。さすがにもううんざりだ。
特に流れの中の「②それを安定的にし続ける」が一番クソ。
「成功」の一番のミソでもあって、同時に一番のクソ。
何の仕事でも趣味でも人間関係でもスポーツでも親でも結婚生活でも恋愛でも、「し続ける」安定感ばかり求められている。
安定的なものばかりが台頭する構造と、人間の不安定さ(創造性)を活かす社会への変化
実質中身がなんであれ、わかりやすい「〇〇の人」をずっとやってれば10年もしたら社会的な何かになっていることがほとんど。
じゃあそういう人たちの人間性、特に人間性の幅があるかといったら?すっからかんの一般人と何も変わらんことがほとんど。
ずっとやり続けてるということで、それがうまいか?すごいか?と言われたらそこまででもないことも多い。
ほとんどの場合、安定してその役割をずっとこれからもやってくれそう。という経済的な期待感がその人をその立場にしているだけ。
無難な発言とポジショントーク発言ばっかになる。何年かすれば魂ぬけぬけの発言を繰り返すマスコットと化す。
とっくに賞味期限が切れてんのに、しぶとく居残り続けて最後の一滴まで汁を吸おうとする。昔頑張ったご褒美だと思いながら。
感性の鋭い順にファンが離脱してって、権威と知名度によって満足しているファンが順に残り、ファンは高齢化&形骸化する。
なんらかのお決まりの儀式をそれなりのクオリティーで繰り返して終わり。その頃にゃだーれも、パフォーマンスの輝きなんて見ておらず、表面がそれなりか、いつもどおりかばっかり見ている。
そして「わー」だの「さすがです」「大変ですね」だの言いあって儀式は完了するのだ。
それでもそれ自体はありがたいことも多いというか、そういうのもすげー必要なんだけどさ、、特に生活必需品の企業とかにはすげえ感謝してる。だけどそうじゃないものでも、そればっかりじゃん。。
もうなんかうんざりしません?何をしてもそういうのを求められるというか、最終到達点が必ずそこですみたいなさ。
んで、根気よくやってそれに到達したら後はそれを死守しましょう、それでずっと一線でいられたら一流ですよ、そうでなくても立派立派でしゅよ~。すごいですね~ じゃあ次はそれを死ぬまで続けましょう。みたいな。
いや僕らってそもそもそういうアイコン、マスコット、センセイ、職業人、立派な親、夫、妻、になることが最終到達点じゃなかったでしょ?それもやってみてもいいけど他にも色々あったでしょうに。
そんなこと求められ続けたらそりゃ腐るって。。
人はそもそも不安定なものなんじゃねえの?
好きも嫌いも、気分もコンディションも、能力も成果も。感性もセンスも。食べたいものもやりたい人も。
安定的なものばかり評価してる&されてるうちは、本当の人間の可能性にはたどり着けんよ。もっと不安定に寛容にならんと。
保守的で言い訳じみて念のためのつぎはぎと予防線ばかりの窮屈なもんばかり生産される。自分も他人も社会もな。
俺らはそんなに「安定」してない。原初の人間性を思い出せ。