ベーシックインカム導入の最重要点(※財源wではないよ~)
ベーシックインカムねえ。俺は15年位前から「え?いずれなるしょ。」って周りに言ってきたんだがようやく頭の悪い&根性の曲がった反対派は消えてきたかな?できっこない派はまだいっぱいいるけどこれはただ不安なだけの可愛いもの。いやあ進歩進歩。素晴らしいよ君たち。思ったより早かったじゃん。
ではいよいよそれが現実化するとなったとき、何が起こってくるかを書いておこう。
最も重要な課題・要点とは。
いつも議論されてる財源うんぬんではない。一つの長く続く「流れ」としてみたとき、それは実は大きな問題ではなく、なんとでもなる話である。
というか、ベーシックインカムは税の概念ごと含んで変えることになるので、財源だの負担だのをこれまでのイメージで捉えてそれを前提に議論すること自体ナンセンス極まりない。意味のない議論だ。「誰それが負担する」などという発想ではこれから起こることを捉えきれず失敗する。
ベーシックインカムの最重要点とは、導入とセットで「収入に対して課す大きな税」をすべて無くさなければならないということだ。そしてその代替は広く薄く徴収する、消費税のような税でなければならない。
これだけでピンときた人はIQでいうと150以上は確定!そしてこれからの社会を動かせる、見通せる能力のある人確定!
ま、それはいいや んじゃ端的に説明しよう。
ベーシックインカムは労働の意欲を根底から変える。
必要に迫られて差し迫ったものから、贅沢や余興のためのものへと。
憲法や道徳的な意味での義務から、趣味的なものへと。
そのとき、働かなくなる人と働く人に大きく分かれる。気分で変わるという人は少数派であり、8割の人はどちらかに大きく振れる。
そして俺の感覚だと日本人の場合は働く/働かないの割合は4/4か3/5に分かれるだろう。
システムがある程度落ち着いて、このまま上手く運営して行けるなー、本当に生活していけるなー、と社会常識が変わった後に一旦労働率は最低まで落ちるだろう。その後、労働環境が劇的に良くなって、これまでの非人道的な職場が一掃され、その後働くことのイメージが再びポジティブになり、労働率がじわじわあがっていくと考えられる。
まあ、それらをいったん置いてざっくり半々と想定すると、労働力も半分になるということだ。
お金の価値を担保している実態はどこまでいっても、物とサービスである。モノとサービスが変わらぬままお金が増えてもインフレになるだけだ。
つまり単純にいうと、労働力が半分になって、お金だけ配ることはできるっちゃできるけど、インフレになって意味ないし混乱するだけよ?っていうこと。
ただ、様々なオートメーション化が進んでいるので労働力問題は解決できそうだ。
次。モノとサービスの提供者がざっくり半分になるということは、収益がそこに集まるということ。これはオートメーション化とかしようがしまいが関係ない。
約4割の働く人の元に余剰の富が集約する。それを束ねる資本家の元にはさらに加速度的に富が集まる。 これをどうするか?ここが真の問題だ。
こ こ で 。 ま た w き っ とw w
愚かな者どもが、自分らを雲の上において、財源をそいつらから取れ~~と言い出すww
こ れ が w w 一番の障害であり、最もしょうもない、解決せねばならないwww(本当は物理的には問題ですらないwwホンマしょうもないw)クソみたいな障壁として立ちはだかるであろう。
彼ら愚か者どもは何もそう言った仕組みを考えることもなく、ただ多数派であるという強みだけでこれを押し通そうとするであろう。
そしてそれに従えば、どこまでも調子に乗って、働いて稼ぐ側の人間に80%や90%近い税を要求するようになるだろう。
これでは社会主義で起こったこととなんら変わらない。
しかしながらこの時代、国境を自由に行き来し、電子的に所在地などどうにでもできる時代、彼らがそんな愚行を許容するだろうか?
当たり前のことだが、賢い彼らは「あほらし、愚民は愚民どうしで勝手にやりあえや。死んでから気づけ」ということで、あっという間にベーシックインカムのない低税率の国に移動するだろう。
彼らが抜けた後にお金のやりくりだけでベーシックインカムを回そうとしても先程言った理由でインフレなどによって破滅するだけである。
つまり、最大の障壁は、大勢の愚民による金持ち側や経済の仕組みそのものについての理解のなさ=自分がどれだけ養われているか、こういったものを自覚すること、これにつきる。
彼らがそれを心底理解できればあっという間にベーシックインカムは成功することだろう。
そして、冒頭に言った結論がなぜ必要なのか。それはもうわかっただろう。
所得税をはじめとする、収入にかかる税を高くして財源を賄おうとすれば、彼らは逃亡してあっという間にシステムは崩壊するからだ。
なので、消費税のように広く薄くとるシステムでないと機能しないのだ。
逆に愚民の「金持ちから取れよ~」攻撃から働く金持ちを守る仕組みをこれまで以上に強くしないといけないわけだ。
つまるところ、所得税などを実質的にないくらいの水準、5%程度まで下げないことにはこの仕組みは機能しないことだろう。
消費税30%くらいが落としどころではないかな?
さて、働く資本家に集まった富があまりに莫大で使いきれなくなる。戦前のように人をこき使ってどこまでも事業を拡大することもできないし、そんなことはもはや何もイケてないので起こらない。
かといって、税を課せば海外に出てしまう。その富はどうなるのか。
結論としては、彼らの判断・裁量によって、行政的に使われることになる。彼らもそれを望んでいるからだ。金持ちが力を持って行政を動かす。歴史上形を変えて繰り返されてきたことでもある。ただ、そこから労働的な支配が無くなった新しい形での統治。
金持ちが集まった莫大なお金で自主的に行政的なサービスを運営するようになる。(大規模施設運営、学校運営、共済的なもの、それから小規模な街etc.)
これまでの行政のような「貧乏人の気を引いて票を取る」とか、「口うるさい奴の対応を優先する」とか「マスコミ対応」とか、そういうクソみたいな本質的じゃないものへの優先度合いは劇的に下がる。
開かれていて、みんなが利用できて、ある程度の収益性があり、持続可能なもの、ただし、本物のクソは排除する という仕組みが至る所でできるだろう。
税金で運営され、憲法の拘束を受ける行政じゃないからこそ、クソの排除が可能になる。ベーシックインカムで生きればいいやん?ここは私的運営だから入ってこないでねさいなら。って感じ。
こう言う感じで、以前説明した新しい村八分が成立するというわけだ。
ただし、旧来と大きく違ってもっと開放的でまともな、クソを排除するための仕組みとして。 (ま、これもきっと100年とかしたら、また仕組みが古くなって八分の仕組みに新たな腐敗が生じて揺り戻しが来るんだろうけど、今はそのフェーズってこと。)
とりあえずちょっと脱線してきたのでこんな感じで