BYODとは?
昨今、コロナウイルスの影響で、リモートワークの導入が進んで来ております。2012年頃にブーム到来が騒がれたBYODですが、再度注目を集めています。
BYODとは「Bring Your Own Device」のことで、個人で使用しているノートパソコンやタブレット、スマートフォンなどを業務で使用することです。
メリット
端末購入・維持コストの削減
個人の端末を使用するので、企業の端末購入費用と端末の維持コストを抑えることができます。
業務効率向上
普段から使用している個人の端末なので、新しい端末に慣れるための工数がかかりません。
端末の複数台の所有
個人の端末と会社の端末を持つ必要がなくなるので、端末自体やバッテリー、配線などの管理が不要なり、紛失のリスクも少なくなります。
リモートワークなどの多様な働き方の導入
近年、コロナウイルスの影響でリモートワーク導入が進んできております。個人の端末を使用できるようになると、リモートワークの導入が効率的に行なえます。
デメリット
情報セキュリティリスクの増加
BYODを導入する際に、一番の問題は情報セキュリティの問題です。私用で使用するための様々なアプリケーションのインストールやネットサーフィンすると思います。この際に、不正なアプリケーションをインストールしたり、ウイルスを感染のリスクが伴います。
社員の公私の切替が困難
個人の端末を使用して業務を実施するため、仕事とプライベートの切り替えが難しくなることがあります。
社員のプライバシー保護の問題
個人の端末を使用するので、企業がその端末のアクセスなどを管理する必要が出てきます。そのためにアプリケーションをインストールする場合あります。そのアプリケーションにより、個人のプライバシー情報が企業に知られる可能性があります。
まとめ
BYODは業務効率の向上・企業のコスト削減に繋がります。しかし、情報セキュリティリスクが高まってしまいます。情報漏えいは企業に大きな損失を与えることもあります。そのため、メリット・デメリットを考慮し、導入を検討する必要があります。
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