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無停電電源装置大手のシュナイダー社とは!?
社内でサーバーやNAS(ネットワークに接続されたHDD)を設置している企業も多いと思います。その際に必ずと言って良いほどよく利用されるのが無停電電源装置(UPS)です。様々な製品ベンダーが製品を出していますが明確な違いがわからないという場合も多いと思います。今回は無停電電源装置とは?の説明と無停電電源装置の大手企業であるシュナイダー社について記載していきます!
無停電電源装置(UPS)とは
サーバーやNASを運用している時に予期していない停電や何らかの電源供給に異常が発生した際に、電源の供給を行う機器です。無停電電源装置を配置することにより、停電時に一定時間電力を共有することができたり、異常な電圧がかかった際に、サーバーやNASを壊さないようにしてくれます。雷が落ちてサーバーなどに障害が起きる場合の備えにもなります。
無停電電源装置が一定時間電力供給をしてくれるので、その間にサーバーやNASは安全にシャットダウンすることができます。この辺りの処理をソフトウェアで制御することも可能です。そのため、万が一に備え無停電電源装置を設置するのが定石となっています。
無停電電源装置は大規模なサーバー施設向けのものや、小さな家庭用のものまで様々なものまで様々なものがあります。用途に合わせ適切なものを選んでください。最近では無停電電源装置の価格低下もあり、オンラインゲームを行う人やオンライントレードを行う人が個人で導入する機会も増えています。
シュナイダー社とは
シュナイダー社はフランスの世界的な電気機器メーカーであり、様々な製品を販売しています。ユーロネクストという市場に上場している企業でもあります。日本法人もあり、日本では主に、IT、ソーラー、エネルギー、プロセスオートメーションなどの分野で製品提供をしています。また、企業向けの無停電電源装置の大手企業でもあり、非常に信頼性の高い製品を販売しています。
シュナイダー社は最近リチウムイオン電池を搭載したUPSを2021年に日本でも発売しています。リチウムイオン電池を搭載することにより寿命が10年になり、鉛バッテリーと比べ約2倍の長寿命を実現しています。また、軽量化もされており、鉛バッテリーと比較し約68%減となっています。
無停電電源装置はサーバーやネットワーク機器を自社で管理している場合には必ずと言って良いほど導入されている機器です。普段は目立たず置いてある機器ですが、電源という最も重要な部分を担う装置であり、停電や雷、異常電圧などからサーバーやネットワーク機器を守ってくれるものです。自社でサーバーなどを管理する場合は導入するようにしましょう!
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