Google フォームで理解度確認テストを作る
会社の教育訓練などで理解度を確認するテストを作りたい時があります。 そんな時はGoogle フォーム(Google Forms)を活用することで、簡単にテストの作成、共有、集計ができます。
テストの作成
まず、テストを作ってみましょう。
新規のGoogle フォームを作成し、「設定」タブから「テストにする」を選ぶことで、Google フォームをテスト形式にすることができます。
「テストにする」を有効にすると、各質問に想定する解答と点数を設定することができます。
いくつか問題を作成してみました。以下の種類の問題を作成できます。
ラジオボタン:選択式
チェックボックス:複数回答
選択式(グリッド):問題一覧と回答一覧を設定する方式
記述式:文字列を回答とする
基本は完全一致のみ。個別に採点することも可能
回答の確認
「回答」タブから回答者の点数の分布や誤答の多い質問を見ることができます。どの問題で多くの人がつまづいているのかを確認しましょう。
合格者と不合格者の確認
上の図のスプレッドシートアイコンをクリックすると、回答者のメールアドレス、点数、回答を確認することができます。
合格のボーダーを設定している場合は、このスコア情報から合格者と不合格を確認することができます。
おすすめの設定
「設定」タブでいくつかの項目を設定できますが、下の画像のように設定しておくのがおすすめです。
有料のGoogle Workspaceアカウントのみの機能ですが「『会社名』と信頼できる組織のユーザーに限定する」にチェックを入れる場合、組織のGoogle Workspaceアカウントでログインしているユーザーのみが回答できるようになります。逆にチェックを外すとリンクを知っている誰もが回答できるようになります。
「回答を1回に制限する」は、多数の回答を送信されることを防ぐため基本有効にしておくのよが良いです。しかし、不合格者に対してどのような対応を行うかによって最適な設定が変わってくることに注意してください。
単純に合格するまでテストを受けてもらう対応では、
不合格者が出る
不合格者の回答を削除し、もう一度回答してもらうように通知
合格(不合格であれば1に戻る)
のようにすることが可能です。上記の流れでは不合格のログが残らないため、全てのログが必要な場合は別のところに記録する必要があります。ログを自動で残したい場合は「回答を1回に制限する」を無効にし、最新の回答のみ信じるといった対応が考えられます。
以上になります!
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