プロデューサーの準備運動
今日は「プロデューサーの準備運動」というテーマでお話をしたいと思います。どういうことかというと、前々から感じてはいたんですが、僕自身がそもそもプロデューサーとして意識して今まで活動してきたわけではなかったんですが、じゃあ「今の自分のこの立ち位置ってなんて説明したらいいんだろう?」というのはずーっと悶々としてたんです。で、独立をした時に僕が尊敬する経営者の一人が「青木君がやりたいことはディレクターだね」と言ってくれたんで、僕はでお花の業界でその活動しているからフラワーディレクターっていう名前をつけて活動してきたんです。
ただ活動の内容が花っそのものだけではなく、植物全般を視野に入れるようになってきたので、フラワーっていうのはちょっと合わなくなってきてボタニカルディレクターに変更しました。
で、そうこうしているうちに他の経営者の方とか仲間にも「青木さんってプロデューサーですよね」って言っていただけるようなことがちょこちょこと出てきたので、そこで初めて僕は「俺ってプロデューサーなの?」っていうことを意識したぐらいなんです。プロデューサーになろうと思って今まで意識して活動してきたわけでは全くないんですね。
じゃあそもそもプロデューサーって何なの?っていうのが結構わからなくて、未だにはっきり明確にこうだっていうものはまだまだ手探りの状態なんですが、実はこういう方ってすごく多いんじゃない かなーっていう気はしています。
例えばセールスマンとか料理人とかそのわかりやすい職業、スペシャリストをそれを目指しているならもちろんスペシャリストで良いと思うんですが、そこからちょっと軸足を変えて活動したいって、ある程度経験積んだらそういう風に考える方もいるじゃないですか?最初からそういう方々もいますしね。企画職みたいな形の方は結構多いような気がしています。
その時に「あなた何の専門家ですか?」って言われると結構ふんわりしちゃうことって実はあるんじゃないかなと。僕はありましたので何が得意なの?何の専門家?って言われると表現が結構難しくて、「あれもこれもそつなくこなせちゃう」っていうのが自分のあんまり自信を持てないポイントでもあったんです。平均値を取ってしまうというか。五角形で言うと正五角形の形ですね。小さいながらにも正五角形の能力を有してしまうというか。何か突出してない。そこにネガティブな印象を持っていた時期もあったんですが、でも川原卓己さんとの出会いによって、プロデューサーっていうのはそれでいいんですと。色々な能力が問われるからそれでいいんですと。というふうなことを、ざっくりですけど本の中でも教えていただいて「あ、それなら俺がやりたいことってプロデューサーなのかもしれない」と思えるようになってきました。
とはいえですよ。
「プロデューサーなるんだ!」っていきなりその決意を固められるかというと、そこにはまた一段ハードルがあるような気がしています。
「本当に私ってプロデューサーになんかなれるのかな?」
「プロデューサーってなんかすごく上位概念というか難しそう」
こんな風に感じるんだけど大丈夫かなぁとか心配になる方というのも一定数いると思うんです。
川原卓己さんはプロデュースの学校でその辺のところをもっとその広げていきたいという思いがざっくりあるように個人的には感じてますけど、かといっていきなりそこに飛び込めるかって言ったら、それはそれでまた一段ハードルがあると思っています。何せ川原卓己さんが世界一のプロデューサーであるが故に、いきなりその世界に、その池に飛び込むっていうのはそれはそれで勇気がいるようなと思うんですね。だからその前の準備運動として「プロデューサーってそもそも何?」とか「プロデュースをするってどういうこと?」とか「それに必要なことってどういうこと?」とか、棚下ろしをしてみて「それだったら俺にも私にもできるかも!」っていう自信を持つ、前を向く。プロデューサーという職業全般において そんな準備運動の場があったらいいなぁなんてことをツイッターにも呟いたら川原卓己さんを含めて、その周りの仲間の方も反応してくださって、「それいいですね」と。
ま、でも新たにコミュニティ立ち上げて活動するのも今やってる活動とのシナジーが生まれなさそうで、それなら今運営しているコミュニティを1つのプロジェクトチームとして1つプロジェクトを立ち上げる。この方が面白そうです。既に得意分野を持っているメンバーがいるので、小さく始めるのにはもってこいのような気がします。
こういうふうに情報のインプットをするとアイデア自体は諸々出てくるんですが、その時に大事なのは「シナジーマップに落とし込めるかどうか」という判断基準ができました。
これ、結構大きいです。
今日の話の内容から強引に紐付けると、プロデュースの準備運動を今運営しているコミュニティの中でまずはやってみて、そこからプロデュースの仕事やりたい!って人が出てくればOK!
僕らのベースにあるのは「花と緑が好き」「花と緑の可能性を広げたい」なので、そこからいろんな活動が生まれていくような座組にしたいと思いました。
それでは今日も元気にがんばローズ🌹
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