子育て親育ち #006
うちの息子が6歳だった約10年前に書いていたこと。
子育てしている誰かに届けばいいな、と思って
このnoteにも残すことにしました。
そして、これからも、たまに更新します。
ーーーーー2013.04.30
4月、春は始まりの季節。
今年は、うちの息子も小学生となり、久々に新学期気分を味わいました。
直前まで保育園にお世話になり、土日を挟んで、月曜日には制服を着て小学校へ。入学式では、一年生代表として壇上に上がり、PTAの会長さんから記念品を頂く、といった役をこなし、翌日からは、18時までスマイルスクール(誰でも通える学童保育)へ。
まだ始まったばかりだけれど、毎日楽しそうに通っています。
前に書いたかもしれませんが、うちではお稽古ごとも勉強という名のつくものはやっていません。やってきたのは、毎日寝る前に本を読み、休日は外で遊んだり、トランプやボードゲームを真剣に楽しむ、といった感じで、テレビもほとんどなしの生活。そんな息子が、新しい環境に入ったらどうなるのかな、と少々心配もしたのですが、授業も楽しい、給食も楽しい、スマイルスクールも楽しいらしい。
面白いな、と思ったのは、1〜6年生までいるスマイルスクールでどう過ごしているのか。
同じ学年の子とはもちろん、4年生や6年生と、野球をやったり、トランプや将棋をしたりするそうです。野球もトランプもボードゲームも、親と真剣に遊んでいたため、結構勝つことが出来るらしい。お弁当の日は、一緒に遊んだ上級生が横に来て食べたりもするそうです。
そう、好きでやってきたことが、処世術になっている。
好かれるために、嫌われないために何かするよりも、好きなことを沢山やるというシンプルなことが大切、と改めて教えられた気がします。
まだまだ一ヶ月、これからいろんなことが起こると思います。いいことばかりではないかもしれません。
そんな中、最近あるDVDを観て学んだこと。
「強い部分を見つける」「強いところを育てる」「弱いところは切り捨てる」といったテーマの本が多い中、DVDの中の脇役の大女優は言うのです。
若かりし頃、単身赴任の旦那がいない隙に、旦那の友達と恋仲になったこと告白しておいて、
「ダメな部分も一緒に私を受け入れてよ」と。
その大女優は好きなタイプではないけれど、妙に納得してしまった台詞。
そうね、失敗や出来ないことは沢山あると思う。でもね、それも全部含めて息子なのだから、どんな時も全部ひっくるめて受け止めよう。旦那と息子が、いつも私に対してそうしてくれているように。