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ピンチというよりむしろチャンス

COVID-19が猛威を奮い続ける日々。

私の会社は長期休業を選択し、それに従って自宅待機の日々を過ごしております。

最初は暇だろうなぁと思っていたのですが、予想に反してそれなりに忙しい。

だって、大人になって、正社員、派遣社員、パート、と形は変われどずっと働き続けてそれが当たり前になっていた。

そこにいざ時間ができると、今までやってみたかったけど言い訳つけてやってこなかったことにトライしてみようかな〜なんて冒険心が芽生えたのです。

デイリーワークとしての家事全般も普段より念入りにしても時間がまだある!

そこで以前からずーっとやってみたかった餡子炊きに挑戦してみました。



材料はこれだけ。

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大納言小豆と砂糖!シンプル!

今回は小豆と砂糖それぞれ150gづつで炊いてみることに。


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そういえばこどもの頃に母が古くなった小豆を細長い袋に詰めて目枕ってのを作ってくれたことがあったなぁ、今で言うアイピローですね。

作ってみたいけどまだまだ食べられる小豆にはもったいない。


Google先生に聞いたら何でも教えてもらえる現代。

小豆とたっぷりのお水をお鍋に入れて、沸騰したらお湯だけ捨てる。

そしてひたひたのお水でことことと延々煮込むだけ(途中で水分が減ったら水を差す、を繰り返す)。

小豆が充分柔らかくなったら水分は捨てて、砂糖を加えてじっくり火を通すだけ。

うん!簡単そう!


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全然簡単じゃなかった…

なんだろう、このもさもさ感。


出来上がってから実家の母に電話してみると

「あんた、小豆が重ならないような大きなお鍋使った?」

いえ、小ぶりな雪平鍋でした。

「重なってると火の通り具合が均等にならないのよ、大きめなお鍋で余裕を持って炊かなきゃ」

あー、なるほど…

「火加減、強かったんじゃない?小豆って結構長時間炊くのよ、一時間弱ぐらい?焦っちゃダメなのよ」

中火で45分ぐらい炊いたんですけどね…

「砂糖入れたら弱火で焦がさないようにね、冷めたら固まるからとろみがあるぐらいで火から下ろすのよ」

あー、完全に水分飛ばしちゃいました。

母に聞いてから作ればよかったと後悔。

「まぁ味は大丈夫だろうから、所詮小豆と砂糖だけだし不味くなりようがないもんよ。硬すぎずならお湯に溶いてお餅なり入れてぜんざいにしたらいいし。」

母、ありがとう、そんな裏ワザまで。


翌朝、家にあったロールパンにバターと餡子を挟んで食べてみました。

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美味しい。

ちょっと硬い豆粒もあるし、水分無くてこってりだけど、あんバターにして正解☺︎

夫、「どーなるかと思ったけどこれならイケる、でもちょっと硬い」と余計な一言。


ちなみに余ったあんこはぜんざいにしようと思っていたのですが、薄力粉がたくさんあったので巨大などら焼きにしてみることに。


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こちらも絵に書いたような失敗でした〜。

でもこんな挑戦ができるのもおうちでたっぷり時間がある今だからこそ。

きっと普段の私ならこう言い訳してた。

「だって仕事行って家事して育児して、ムリムリ時間ないもん!」

でも今は違う。

「どんな形であれ社会がくれた時間というギフト、言い訳せずにとりあえずやってみよ!」


私にできることは粛々と時を過ごすこと、お家の中でね。

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