「They」ではなく「We」
毎日、難しい状況が続いています。
いつも通りにできない方、いつも通りにしなきゃいけない方、いろんな立場があるでしょう。
どんな組織においても、どんなシーズンでも、全員がひとつになり、同じゴールに向かっていくことの難しさを感じることがあります。
チームにおいても、試合に勝つという共通目的があったとしても、強烈な個性を持った選手たちを、同じ方向に導くことは簡単ではありません。
それに加え、組織においては「フロント」と「チーム」という2つのグループに分かれがちです。
あきらかに日々の作業に違いがあるので、距離ができるのは当然のことだと思いますし、
事務所にいるスタッフと、体育館にいるチームという、単純に物理的な距離も関係していると思います。
ホームゲームでも、業務のため試合を見れないスタッフも存在するし、だからこそチームは結果を求められます。
スポーツチームにおける永遠のテーマかもしれません。
チームと会社は両輪であり、どちらか片方だけでは前に進まない。
お互いが刺激しあい成長し、高めあう関係性が理想ですが、
それを実現する難しさは、どのチームでも感じます。
そんな中、とあるミーティングでの、ヘッドコーチの言葉がすごく印象に残りました。
あまり意識せず、「They」という言葉を使っている自分にハッとしました。
「彼らが」「フロントが」と言いがちですが、それも含めて西宮ストークスというひとつのチームなんだと。
当事者意識を持つということでしょう。
まぁ、分かっちゃいますが、難しいんです。
マネージャーとして何度も何度もぶつかってきたテーマです。そして、これからも。
僕自身は、超ド級のネガティブ人間なので、Positive Thinkingをフィロソフィーのひとつとして掲げ・実行するコーチが隣にいてくれること、すごく助かってます。
「Let's Win Together」 試合前のハドルで使ってる言葉です。
当事者意識をもって、自分ができることをやる。
それぞれの個がやるべきことをやってこそ、チームとして大きな力となる。
そのすごさを、力の大きさを僕たちは知っているはず。