【天才】コンサル業界の裏側【凡人】
-コンサル会社は超優秀なコンサルが5%いて、95%の雑用で回ってる-
◆書こうと思ったきっかけは上司の一言
転職前、尊敬する上司から「コンサル会社は天才が5%、残りの95%は凡人だ」と言われた
それから1年、その言葉の真実を探してみた
◆自己紹介
1年前、SEからコンサルへと転職した。SE時代は(自慢じゃないけど)割とできるほうだった。
30歳の大台が近づき、給料もアップも目指し、一度転職を経験することにした。
◆結論
上司の言葉は、結構当たっていた
でも、凡人だからと言って雑用ばかりやっているわけではないし、私自身不満もない
◆私が知る天才とは?
ずば抜けてキレッキレな人、超絶情報収集が得意な人、そんな人たちが5%いる
呪術廻戦でいう特級術師、キングダムでいう六大将軍
-稼げるフレームワーク作成の名人
コンサルは、マネージャ以上が提案をし、自分たちの能力をクライアントに売り、高いフィーを得る
その中で、提案やデリバリーは一回限りのものではなく、増契約・随契につなげたり、領域を拡大していく
私の知る上司はその拡大のさせ方が異様にうまく、最初は数人のメンバーでのデリバリーだったが、3年で数十人近くでのデリバリーが可能な受注を得ていた(さらに拡大中)
-情報収集の達人
競合他社の情報をめちゃめちゃ収集している
クライアントにかかわる公開情報はすかさずチェック(企業のお知らせなどを読みまくる)
ちなみに自分は今の会社で一番尊敬してる
-シンプルに頭が切れる、視座が高い
物事の核心を突くまでが早い
その人も転職してきたが、新入社員の時から数年で部長クラスになり、その顧客を引き連れてコンサルに転職してきた人(そんなことある?って思うけど、実際にそうらしい)
◆95%の凡人とは?
5%の天才がとってきた仕事や考えをもとに動くソルジャーたち
数億の案件を何か月分とってきたときに、そこにアサインされて確実にデリバリーをする
全部のことを5%の天才が進められたらいいけど、作業の時間が足りないから、その作業を忠実にこなす者たち。例えば提案だったら、骨子をその人たちが作って、中身を肉付けしていく。そして最後にできたものをまた天才がレビューして提案書を作成
◆なぜそうなってるのか
最近のコンサル業界は、UP or OUTではなく、UP or STAY、UP or Growthの風潮がある
仕事環境も充実していて、天才のお手本を見て、凡人もそれに倣ってできるようにするという風潮があるのかもしれない
後はシンプルに人でも足りなくて、手を動かしてくれる人がいるほうがいのかな
◆あなたは天才?凡人?
ここまで書いてきたけど、私は完全に凡人。でも、凡人だからと言って諦めるわけではないしコンサルになってよかったとも思っている
天才の働き方を見ることができるのは刺激になるし、仕事のやり方も学べるし、自分の立ち位置も相対的に認識できる
とはいえ、天才と呼ばれる人たちも人並み以上の努力を継続している。特に情報を集める人は、朝日が昇る前に起きてお知らせを読み漁っていて、努力の天才とも思う
そういう人になれる・なれないはあるかもしれないけど、凡人でも生きづらくはない環境
◆まとめ
確かに、コンサル業界は5%の天才が動かしているかもしれない
でも、95%の人たちがいるからこそ、クライアントにデリバリーできているし、天才から学んだり、その中で成長できる環境があることは素晴らしいこと
凡人の私も、相対的に天才たちに近づく努力をしていき、一人前のコンサルになれるように頑張りたいと思う
この記事が、コンサル業界に興味がある人、またはすでにコンサルとして働いている人たちにとって、少しでも参考になれば幸いです
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