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英語絵本&動画で学ぶ科学の冒険!「Magic School Bus」シリーズがスゴイ理由

Magic School Busとの出会い:親子で楽しめるシリーズ


「英語で科学を学べる絵本ってどんなものがあるんだろう?」と探している方にぜひおすすめしたいのが、アメリカで知らない人がいないほど有名な“Magic School Bus”シリーズです。


日本語では「フリズル先生のマジックスクールバス」としても出版されています。



「Magic School Bus」ってどんなシリーズ?

「Magic School Bus」は、科学が大好きなフリズル先生と彼女のユニークなクラスメイトたちが、不思議な“マジックスクールバス”に乗り込み、科学のテーマに沿った見学旅行に出かけるシリーズです。

このバス、ただのバスではありません!大きくなったり小さくなったり、さらには変身もできる魔法の乗り物です。

扱うテーマの例としては、

水の一生(水が蒸発し雲になり、そして雨になって落ちてくるまでのサイクルや、水を浄化する様子など子供が分かりやすく学ぶことができました)

宇宙、星、重力

電気

歴史に残る科学者たち

爬虫類、虫、動物

などなど多岐にわたり、

バスだけでなく、クラス全員も虫や魚、動物などに変身しながら学んでいきます。楽しい冒険を通じて、科学の知識が自然と身につくのがこのシリーズの魅力です。

初めて読んだときは、娘が3歳のとき。

1つのテーマについてかなり深く掘り下げた情報でいっぱいなので3歳の娘には難しいかなあ、また絵も昔っぽいなあなどと思いながら読み進めていきましたが、読み進めていくうちに、「不思議なバスが小さくなって冒険する」というストーリーに大喜び!
すっかりお気に入りになりました。

それからは、毎日違うテーマの本を読んだり、ネットフリックスのアニメを見たりして、親子で楽しみました。フリズル先生のクラスのメンバーも個性豊かで親しみやすく、娘も全員の名前を覚えてしまったほどです!

さらに嬉しいことに、このシリーズは絵本だけでなく、ネットフリックスでもアニメーションで楽しむことができます。1990年代に放送されていたオリジナルシリーズと、現代風にリニューアルされた新しいシリーズ、どちらも見応えがあります。

初めて娘と読んだ「人体」についての本では、クラスメイトのアーノルドの体内をバスで探検し、食べ物の消化や血液の働きなどを学びました。一見難しそうなテーマでも、絵本の中で展開されるユーモアあふれる冒険に娘も夢中に。どれも大人でも興味を引く深い内容で、子どもと一緒に楽しめる教育的なシリーズです。


アメリカの小学校で学習されている科学の内容


最近、アメリカの小学校に通う2年生の娘が学校で火山について学んできました。

火山についての絵本もあります。学校の授業を深めるためにもとても役立つ素晴らしい絵本だと思いました。

ちなみに、娘が持ち帰ったプリントにはこんな質問が書かれていました:

  • Compared to the whole Earth, is the crust thin or thick?
    (地球全体と比べると、地殻は薄いか厚いか?)

  • What is the difference between lava and magma?
    (溶岩とマグマの違いは何か?)

  • Why is the area around the Pacific Ocean known as the Ring of Fire?
    (なぜ太平洋周辺が「火の輪」と呼ばれているのか?)

といったように、興味深い質問が並んでいました。本と組み合わせることで、自然と深い知識が身についているように感じます。

Magic School Busをもっと知りたい方へ


このシリーズは本の種類も多く、アニメのDVDもたくさんあります。公式サイト(Scholastic The Magic School Bus)には、ネットフリックスのアニメや著者の情報が紹介されています。

おわりに


アメリカでは知らない人がいないほど有名な“Magic School Bus”。親子で楽しみながら科学を学べるこのシリーズ、私自身も読んでみてとても良かったです!学校で学んだ内容とリンクすることも多く、親としても「これなら勉強にもなるな」と安心して楽しめます。ぜひ、皆さんもお子さんと一緒にこの素晴らしい冒険の世界を体験してみてくださいね。



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