見出し画像

本物を体験する価値


今回は見送り

会いたい人がいる。

その方は女性ベーシストで私はライブの観客で。彼女に認識されるわけでも、ましてや会話をする訳でもないのだが、会ってみたくてライブに行く気満々だった。

でも最近、私は家族に甘えてかなり自由にしてきたし、この先もすでに好き勝手な予定でいっぱいだ。
自由があるなら責任もある。
やりたい事を全部やるならバランスも大事。
残念だけど、今回は見送る事にした。

会いたい人

会いたいとか言っておいて、失礼ながらこの方を知ったのはごく最近。実はあまりよく知らない。
彼女のバンドの曲を聴き始めたところ、たまたま別のバンドのライブで、彼女のバンドメンバー御一行が関係者席で並んで観覧しているところを遠目にお見かけした。

彼女には「かっこいいベーシスト」という極めてミーハーな理由で会いたいのだが、いろいろ聞いてみたいこともある。

ロックバンドのライブに行けばわかる。
演者もスタッフも男性だらけ。業界のイメージ的にも、体力的にも向き不向きがありそうだし、別にフェミニストではないけれど、シンプルに不思議だと思った。
ロック好き、ライブ好きの女の子は多いのに、それに比べてライブスタッフ?エンジニアスタッフ?となると、女子がやけに少ないように見える。
いや、観客から見えないところにちゃんといるのだろうか?
グッズ販売とか会場案内の女性スタッフは見かけるけれど、、、
そんなもの??って聞いてみたい。
そして私の夢が現実味を帯びてきたら、ぜひ彼女にも協力してもらいたい。
(彼女にとっては、怪しいビジネスに他ならない)

そして「そういう事なら、私もがんばらなくちゃね!」と勝手に元気をもらう謎のシステムが発動する。

本物を体験する価値

会いたい人に会えるチャンスがあるのなら、普段YouTubeなどで見てるものをリアルに体験するチャンスがあるのなら、迷わず行くべきだと思う。
憧れの人でも、好きなアーティストのライブでも、好きなYouTuberのイベントでも好きならなんでもいい。

そうしたら、憧れの人は「別世界の特別なスゴイ何か」などではなく、「全力でその道に情熱を注ぎ続けるただのスゴイ人」であり「ものすごいエネルギーを発してるただのスゴイ人」だってことがわかるかもしれない。

場合によっては、その人のエネルギーを、さらにチームみんながあらゆる手段を使って増幅させてていることもある。

そうしてできた桁違いのエネルギーは本物を体験する事でしかわからないだろう。

同じ時代に生きているのだから、活動拠点が日本なら、その気になれば本物を体験できる機会は割とある。東京近郊ならなおさらだ。

このご時世、オンラインで手軽に大抵のことは楽しめるが、特に子供たちにはどんどん本物を体験して、何かを感じてもらいたい。
世の中タイパ、コスパとうるさいが、ここに時間とお金をかける価値は大いにあると思っている。


今回は見送ることにしたけどね。
会いたい人がいるのにね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?