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実在していない

朝、目を閉じたまま急にこの言葉が降りてきた
実在していない

昨日は、怒りの周波数に翻弄されていた
自分でもわかっていた
外の誰かに、外の何かに、原因を突き付けて怒っているのではなく、
ただ何かに、誰かに、怒りという周波数をくっつけて怒っていたことを。
「どいつもこいつも…!」というのは正にこれなんだろう。

帰って来て、統合しても統合しても怒りは収まらない
結局「もういいよ。怒ってもいいよ。当然だよ。」
と言い聞かせて美味しいつまみを作ってワインを飲んだ
美味しい物っていうのは本当にここが安らぐ

朝目覚めると、「絶対今世で目覚めたいって言ってたよね。だから洗いざらい地球の周波数を見せているんだよ、しかも自分で」
と聴こえて来た。
あの人もこの人も、自分の目を覚ますためにわたし自身が作り上げ、演技をしてもらっていたんだ・・・

「実在しない」
何もかもだ、本当に何もかも。
わたしの中に世界があり、そこにわたしが作り上げたものが並んでおり、みんなを作り上げていた
あぁ、言葉は適切じゃないかもしれない

その事は知っていた、二重に。
ひとつは遥か昔、分断される前。
ひとつは今世、耳から聴いた、目覚めへの導きとしての情報。

やっと思い出した
何もかも実在などしていない
何もかもホログラム
…まだ完全じゃないかもしれない
まだホログラムに翻弄されることはあるかもしれない
でもやっと反転したのかもしれない

ずっと考えていた
どうしたら反転するのだろうか?
どうしたら目覚めるのだろうか?
小さな頭で理解できてもそれは訪れない

でも決めていた
必ず目覚めると決めていた
周到にプランニングして、ここに来た
だから当然と言えば当然なのかもしれない

でも、まだ行ったり来たりだ

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