「FIRE 最強の早期リタイア術」を完読しておすすめする【読まないとまずい】
城門 開(じょうもん かい)です。
時間がかかったけど、「FIRE」を読み終えました。内容の充実度もさることながら、とても実用的。
あらためて、感想を記事にしてみます。
「FIRE」はこれからの時代必読の書
「FIRE」をまだ読んでいないない人は、一度でいいから読んだほうがいい。この本には抽象的なマインドセットは一切なく、仮説と検証、著者の実例だけが書かれている。
もしもこうなったら?という疑問も解消するべく網羅されていた。ここまで内容の濃い本だとは知らず、以前に読まないでブックレビューを書いたことがはずかしい。
退職金も年金もあてにできない
これからは年金の支給開始年齢がどんどん引き上げられていく。労働人口が減って退職者がふえれば、どうやっても計算があわなくなる。
ちなみにギリシャの年金生活者は、となりの国ブルガリアに移住するそうだ。物価の安いブルガリアでないと、生活できないというのが本当のところ。
これからは自分で年金を作る
実際どうすればいいのか、その答えは「FIRE」に書いてある。1億円分の投資信託を購入して、4%で運用できれば年間400万円の生活費がまかなえる。
暴落時のリスクも考えてポートフォリオが組まれている。「FIRE」の著者が子供の頃、お金に苦労したことが関係しているのだろう。
「FIRE」できなくても「FIRE」を読もう
自分もすでに40代、この本を読んで危機感を感じた。 このままでは生涯現役しか選択肢がない。 経済的自立を、これから設計しないとまずいと正直あせっている。
早期引退は無理でも、ふつうに老後資金をどうにかしなくては。なんだか本に影響されすぎだけど、前向きなネガティブ思考も悪くないかもしれない。