無人島での冒険ファンタジー
むかしむかし、あるところに、人づきあいが苦手な者がおった。
名前を「音無(おとなし)スカシ」と言った。
スカシは人づきあいが苦手で、常に一人になりたい、一人でいたい
と願っていた。その願が天に届いたのか、ある朝、目が覚めると、
見たこともない大草原が果てしなく広がっていた。
ここから、自然に感謝し、自然と共存する生き方に目覚め、たくましく
生きる者たちの冒険が始まった。
この物語はフィクションであり、作者である私の妄想から産まれた
空想物語です。したがって、登場する人物や名称などは
実在のものとは異なりますので、ご注意願います。
【主な登場人物】
主人公 音無(おとなし)スカシ
主人公の妻となるシノブ
アリ アリンコチエ
サル サルモノクレタ
モグラ モグラモスルイと7匹のコモグラたち
7匹の名前は、ドレミ、ファソラ、シドレ、ミファソ、ラシド、
レミファ、ソラシ。
トイレを掘って大地の浄化・循環システムを教えてくれたり、
モグラナデナデゲームという遊びで楽しませてくれることも。
クモ アムノアミエ
器用になんでも編んでくれる。衣服やワラジにタオルなど。
越冬ツバメ
巣作り上手な森のコーラス隊。藁ぶき屋根や土壁づくりに協力して
くれる。 リーダーは「モリノウタヒメ」
ワタリガラス オスがトオカラス、メスがチカカラス
トウモロコシやキャベツ、トマト、ジャガイモ、サツマイモ、
ホウレンソウなどの種を運んで蒔いてくれる。
バッファロー夫婦 オスがタツヨジョー、メスがウシケンヨウコ
ある時、傷付いたバッファロー夫婦がスカシのところにやってくる。
スカシが手のひらに愛と感謝の念を込めたヒーリングで手当てして
傷を癒す。その後、この夫婦はスカシの番犬として活躍する。
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