探偵神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
神宮寺三郎は、新宿歌舞伎町に居を構える寡黙な探偵。煙草を燻らせ、ミニクーパーに乗り、バーで酒を嗜む。なんだっけ、ハードボイルドとかいうやつ?
さらに、神宮寺を取り巻く魅力的な人物達。
助手の御苑洋子、バーかすみ、ベテラン刑事のくまさん、鑑識官の三好、ヤクザの豪造親分に若頭の今泉。
神宮寺は、優しいけど厳しい、厳しいけど優しい、自分もこうなりたいと思う理想的な人物。
システムも気に入っている。
依頼人からアレコレ聞き出して、街ブラして、尾行したり、チンピラとケンカしたり、で、顔なじみの警察やらバーに行く。事務所に帰ると安心の洋子さんが待っていてくれる。たまに連れ去られたり、犯人として逃亡することもあるので油断できない。
例え次にすることが分かっていても、意味もなく煙草を吸って、ジッポを開ける音を聞いて、心の声を読むのもいい。人の家だと此処では止めておこうと言うのも良い。
手がかりを見つけるのに片っ端から引き出しを開けて、部屋中引っ掻き回して、タップできる所を見落としたり、選択肢に気付かずハマったこともあるが、分かったときの喜びは格別。
ゲストキャラもレパートリーが豊富。
安アパート、普通のマンション、繁華街や公園、住宅街、豪華な一軒家等など建物の名前や外観が凝っている。近所の話好きおばさんが出て来てクイズ出してくるのも面倒だが面白い。
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