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介護職の経験談 #2「看護師の初仕事は僕の手当」

こんにちは。
介護士になって今年で20年になります。

今回は、初めて介護士になった時の事を書きます。
20年も前の話しです…

その当時は郵便局の集配のバイトをやっていました🛵📮
当時付き合っていた今の嫁さんが、「そろそろ正社員で働いたほうがいいよ」「介護の求人があったからやってみたら」と言われたのがキッカケです。

求人のチラシを見ると

デイサービス新規オープン!
未経験者歓迎!

と大きな文字で書かれていました。

3ヶ月後にオープンするデイサービスでした。
当時の嫁さんはグループホームですでに介護士をやっていました。

介護職がどんな世界か全く分からなかった僕は「やってみようかな」と軽く返事をして、問い合わせをして、面接をして、話はとんとん拍子で進み、オープン1ヶ月前にスタッフ全員出勤の日を迎えます。

スタッフ全員出勤からの研修

スタッフは正社員、パート含め8人。
僕以外はみんな経験者。
研修では、介護の基本が書かれた分厚い本が6冊くらいあったと思います。
それをオープンまでに朝から晩まで勉強します📖📚

時々出てくる介護あるあるや介護ジョークだったと思うけど、皆んな笑ってたけど僕には分からなかったなー。(内容は覚えてないけど話のネタについて行けなかった記憶だけある)

そしてオープン数日前にとんでもない事が起こる…

その日は施設の掃除を朝から行なっていました🧹💨
僕は床の雑巾掛け。
他のスタッフと話をしながら行なっていた。
オープン前の大掃除イスやテーブルはすみにずらしたり、長テーブルは折り畳んで壁に立てかけてあった。

僕は雑巾掛けを前に進むのではなく、四つん這いで後ろに後退しながら行なっていた。

ふと足に何かが当たった…
次の瞬間

頭に凄まじい衝撃が襲い目の前が真っ白に

とっさに頭を押さえてうずくまる僕

押さえた手は生暖かい

感覚で血だと分かった

何が起こったかと言うと。

壁に立てかけてあった長テーブルに後退しながら雑巾掛けをしていた僕の足が当たり、そのテーブルが倒れてテーブルの角が僕の頭に直撃したらしい…

よく頭をぶつける表現で「星」が飛ぶって言いますよね。
アレ本当です‼️
頭を打った瞬間目の前真っ白になって、そこに黄色い閃光が走るんですよ❗️マジで❗️
経験者なら分かると思います(なんの⁉️)

最初は衝撃で痛みは無く、遠くかすかに聞こえる叫び声の様な「看護師呼んで!!」みたいな事を言ってたのが印象に残ってます。

時間が経つにつれてドクドクと心拍に合わせて痛みが出てきます。
血が顔を伝わり床に垂れていた光景も覚えています。
ゆっくり目を開けると手は真っ赤。
看護師が必死に何か処置していました。

幸い血はダラダラ出る程ではなかった。
気分が悪くなる事もなかった。
まぁ、3針縫う事になりましたが💧

オープン前にとんでもない災難でした。
看護師が「まさか最初の処置がオープン前のスタッフになるとは思わなかったわ…」と
僕より2つ年上のお姉様に呆れられました😨

これが僕の介護士としてのデビュー前のエピソード0です💧

今回は介護をやるキッカケやその後のエピソードを紹介しました。

今後も介護士としての体験談を書いて行くのでお楽しみに☺️

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