いざ入院!
入院がとても迅速に決まり、ああやはりこの病院は99歳の患者の手術をし、入院中に100歳の誕生日を迎えた事が地元のNEWSになった命を救う事が当たり前と考えている病院なのだなぁと心底安心して母を託せる病院だと思った。
入院当日、事務手続き迄の検温で私が引っ掛かるのではないか?とヒヤヒヤしながら発熱原因の病名自覚ある付き添いなのに額の検温は低い体温が出て通過したので、逆にチェック機能が緩くて不安になる。
事前連絡があった入院前のPCR検査を受けて陰性ならば晴れて入院となり、手術を受けられる関門。
多分大丈夫だと思うけれど…万が一、PCR検査が陽性ならば私も濃厚接触者となると思うと、心臓とメンタルに悪いドキドキする時間。
あらかた、行動履歴は昨年、新型コロナウィルス感染症が世界的に流行り始めた頃から記録しているし、家族には「ゴミを捨てない」と言われるけれど、買い物のレシートも私の物は全て保管し、万が一の立ち寄り先に迷惑かけてしまう程毒性が強い場合にも対応できるようにしている。外食も日曜市で接客するので極力避けている。
おかげで魔除けの護符のようになっていたのか?病名告知受けて以降、神仏やご先祖様に祈りが効いたのか?PCR陰性で無事入院が出来るようになった。
全国の保健所で一律【マスクをしていたので濃厚接触者ではない】判断には鼻出していても、正しい装着が出来ていなくても、マスクしていたと言えばクリアするんだろうなぁ…と追跡調査洩れの疑義が生じると、待ちながらぼんやり考えていた。
仕事上施設内感染を防ぐ為に必要だったので、肝炎ウィルス保菌者は知らされないままDr.stopで離職する迄感染症対応を日々業務の一貫で行っていた時の知識が多少はあるので、NEWSや政府等の情報をトレースしてなるべく最新の物に記憶をアップデートする習慣がついてしまった。
入院手続きをして、少し待ち、5年数ヶ月ぶりに病棟に上がって懐かしいと思う。
家族意向の感染リスク回避の個室に入り、説明を受けて他の説明を待つ間に、荷物をあらかたクローゼット等に片付けて、マスクは性能面で高くても国産の方が断然安心だったので、SHARPさんの抽選で買えたマスクを母の為におろした。
どこの病院でも多数床部屋だとテレビカードで冷蔵庫も使えるので、母が買いに行くと、個室料金に含まれていて、テレビカードは無しでテレビも冷蔵庫も使えると看護師さんから教わり、恵比寿顔で戻って来て話すので、
『良かったねぇ』
と相槌を打ち、経済的コスト削減できて少し安堵する。
ハートのクッションに少し戸惑う。
他の職責が異なるスタッフが挨拶に来て、ちょっとした説明をして行く。
医師が、ドラマ「ドクターX」みたいに 一個連隊で来て驚いた。5年前は循環器内科患者だったのでなかったのかも知れないけれど。
担当医の田井先生は覚えられたけれど…九州地方の方言のサーファーのようなロングヘアの先生の名前はこの時は緊張の連続で疲れて覚え切れなかったけれど、印象に残った。
看護師さんに確認して、母と一緒に会わなければならない人達の有無を確認して、具合が悪いの限界だったので帰宅させてもらい、母のかかりつけ医の病院で腋下体温でコロナ患者同様対応で車内待機して、検査と診察を受け冷たい飲み物禁止令と、念願の処方薬を所持金範囲内でもらって帰宅する。
医大病院でのバルーンカテーテル道尿腎臓迄逆流感以来、トイレを我慢している意識が無くても、無意識に我慢が続いていると再発する「膀胱炎」だけど、この発熱だと腎盂腎炎に迄進行していて、39℃近く迄発熱し、偏頭痛処方薬のロキソニンで解熱を試みるが、ボルタレンみたいに下がらなかった。
母から電話あり、主治医説明か何かで病院に行かなければならない時間帯迄に、入院費用銀主勤め人の兄に代わりに行けないか?と打診して「アホか」と一蹴されたので、私が行く事決定。
当日、脇下検温は下がりきらず、病院のモニターチェックでは平熱扱いだったので、受付窓口女性に自宅脇下検温では発熱している事とお薬手帳を持って行ったので見せて病名を告げると、新型コロナウィルス感染ではないので通してくれた。
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