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【公衆浴場および商業施設の女性専用エリア利用に関するアンケート集計結果】ご紹介

当会が行いました「公衆浴場および商業施設の女性専用エリア利用に関するアンケート」にご回答頂き、誠にありがとうございました。集計結果を早速ご紹介してまいりたいと思います。

8/14までに自由記載欄に頂いたコメントのまとめに関してはこちらの記事をご参照ください。

また、このアンケートは生物学的女性を対象として行われたものですが、システム上男性の回答が含まれていても除くことはできませんのでご了承ください。


1.公衆浴場の女湯に下記のルールを設けている施設のうちいずれなら進んで利用したいですか?(840件の回答)


2.1のルールについて施設の公式サイトや施設内ポスターなどで、明確な公表・掲示を望みますか? (842件の回答)


3.1で選んだ選択肢よりも規律のゆるいルールの公衆浴場利用についてお答えください 。(825件の回答)


4. 商業施設の女子トイレに下記のルールを設けている施設のうちいずれなら進んで利用したいですか?(837件の回答)

5.4のルールについて施設の公式サイトや施設内ポスターなどで、明確な公表・掲示を望みますか?(841件の回答)

6.4 で選んだ選択肢よりも規律のゆるいルールの商業施設利用についてお答えください。(830件の回答)

7. 商業施設の女子更衣室に下記のルールを設けている施設のうちいずれなら進んで利用したいですか?(838件の回答)

8.7のルールについて施設の公式サイトや施設内ポスターなどで、明確な公表・掲示を望みますか?(841件の回答)

9.7で選んだ選択肢よりも規律のゆるいルールの商業施設利用についてお答えください。(830件の回答)



自由記載欄(8/15以降分)ご紹介

生物学的女性の枠に生物学的男性が入ることに対して反対する意見が圧倒的に多く、中には
・同性介護や女性外来、入院する際の病室取り扱いが今後どうなるか不安である
・性暴力被害者女性のための緊急シェルターは生物学的女性のみとしてほしい
など、トイレや公衆浴場、更衣室以外の女性専用スペースについての懸念の声もありました。
また、統計汚染の問題、男性の加害性の問題、身体が不自由であったり理解や読解が困難な女性障害者への視点の欠如、といったご指摘。
その他「女性の声を取り上げる場」を当会が設けさせて頂いたことに対する感謝の声も複数頂きました。一同大変ありがたく報われる思いです。
改めて、アンケートへのご協力ありがとうございました。

当会に否定的なご意見
・トランス叩きをして差別に酔っている
・これは迫害だ
・差別を可視化している

まとめ

「女性スペースの利用は生物学的女性に限ってほしい」「ルールについて明確に公表・掲示をしてほしい」というご意見が多数を占め、そのことがデータとして可視化される結果となりました。
女性専用スペースを考える上で最も重要なことは、女性利用者の安全性と性的羞恥・性的尊厳が守られることです。
生物学的女性だけのスペースがいつの間にか生物学的男性も利用可能な状況になっている現状は、まさにそれらが軽視されていることの結果に他ならないのではないでしょうか。
このことは、女性を中心に批判の声が上がっているダンボール授乳室についても言えることだと思います。施設の設計や運用に関して、今現在女性の声がどれだけ反映されているでしょうか。
私たちは、これまで取るに足りないものとされてきた市井の女性の声を可視化することを活動の指針の一つとしています。女性の声を見える化することにより、こういった声があるのだと世間に訴えるのと同時に、女性は無力ではないことを何より女性自身が感じられることが重要であると考えるためです。

最後に、今回のアンケートで明らかになった「生物学的性別に基づいたスペースの重要性」を温泉施設や商業施設に訴えるだけでなく、法律で明確に規定していただくよう、会として行動を続けていきたいと考えております。今後とも応援の程をよろしくお願いいたします。




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