【和訳・曲紹介】Álvaro de Luna & TIMØ/ Hoy festejo
またまた前回に引き続き、今回ご紹介するのはÁlvaro de Luna!
最近また自分の中でマイブームになってしまってます..😅
前回ご紹介の「Rockstar」もまだ聞いてない方はぜひ聞いてくださいね!
一度聞くとクセになるアルバロらしさたっぷりの一曲です♪
また、過去にご紹介した彼の曲も合わせてご覧ください!
TIMØ
TIMØは、2019年に始動した出来立てホヤホヤのバンドグループ。
大学の音楽部の友人で構成されているようで、まるで日本のバンドグループで例えると「マカロニえんぴつ」さんのようなイメージですね。
気のせいかどことなく雰囲気も似ている…!?
彼らが世に広まるきっかけとなったのは「bebamos(飲もうぜ!)」という曲。
これをSNS上にアップしたところ、それが瞬く間に人気を博したのです。
なんとも現代らしい売れ方ですよね!
そこから着々とファンも増え続け、ついに2023年ラテングラミー賞では、最優秀新人アーティストにノミネートもされているほど名実ともにトップアーティストの仲間入り。
そんな期待の新人が今回Álvaro de Lunaとコラボしたのですから、今後ますます人気が高まりそうです!
和訳・曲紹介
今回ご紹介する曲のタイトルは、「Hoy festejo」
意味は、「今日はお祝いだ」です。
ちなみに、このタイトルの「festejo」が名詞と動詞のどちらなのかは難しい判断。
名詞の「festejo」であれば、「お祝い、パーティー」の意味ですし、動詞「festejar」の一人称で「festejo」の場合は「今日は私はお祝いする」になります。
よって今回はその間を取り、「今日はお祝いだ」と意訳してます。
曲のテーマ
何やらいい事があったのかな?といかにもどんちゃん騒ぎが大好きなスペイン人らしい内容なのかな?と思って聞いていましたが、、、
その内容はまさかの "フラれた男の皮肉たっぷりのヤケ酒ソング"でした…。笑
えーどういうこと?って感じですよね。
私も最初同じ気持ちでした。笑
だって考えてもみてください。
自分に不貞を働いた人に対して「そんなあなたや一緒に出ていった彼のことも今日はお祝いしよう!」だなんて、私からしたら皮肉としか思えません!笑
とまあ、こんな感じの歌詞が節々にありますので、これを"心の底から浮気相手を祝福しているのか"、もしくは、”皮肉を込めたメッセージなのか"は皆さんの感性にお任せいたします😌
それではお聞きください!
もう今日は飲むしかない!!
Álvaro de Luna & TIMØ で "Hoy festejo"
ほたぺのおまけ
今回ご紹介するスペイン語表現はこの2つ。
サビのこの部分に解説すべきスペイン語のポイントが多く隠れていたので、ここを重点的に解説していきます!
✔︎ Hoy festejo, por la que me engaño y la que se fue con él
ここで注目してほしい所が、サビに頻繁に出てくる「por la que〜」の部分。
festejoの祝う対象を指す言葉として、前置詞の「por」が使われているのはまず大丈夫かと思いますが、問題なのが「la que」の対象。
この関係代名詞の「la que」が人を指す時はずばり、「女性」のことを意味します。
逆に男性の場合だと「el que」。
スペイン語はこうした関係代名詞がたくさん出てきますので、"この関係代名詞が指すものは何なのか" が明確になるだけで、スペイン語の理解はグンと早くなります!
✔︎Hoy festejo, por lo que soy y lo que fui
またまた関係代名詞続きで申し訳ありません、、、がしかし!
スペイン語表現の中ではめちゃくちゃ重要なトピックですので、ぜひこの機会におさえておきましょう。
ここで解説したいポイントは、「lo que soy y lo que fui」の部分です。
この「lo que(〜のこと)」が関係代名詞に該当することは大丈夫ですね。
問題は次に続く、「soy と fui」。
これは、serの一人称の現在形(soy)と点過去形(fui)にあたります。
それが意味するものを少し強引に直訳してみると、
「lo que soy=今の私であること」「lo que fui=過去の私であること」と考えることができます!
「今の私」や「過去の私」って案外どうやって表現したらいいか分からないですよね。。。
そんな時にも、とにかく使い勝手がいいスペイン語の「lo que」はぜひ覚えておきましょう!
今日はここまで!
ご覧いただきありがとうございました♪
Chao!
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