創造論の話(1)聖書と進化論が矛盾する9の理由。
おひさです
ジョシュアです。
今回から何度か
創造論についての連載をして行きたいと思います。
で、今回なのですが、
創造論、進化論、どっちが正しいんだ?!
みたいな話ではなく、
あくまでも
創世記に書かれている創造と進化論は
科学的にも神学的にも相入れない考え方ですよー
って言う話です。
それでは行きましょう。
(今回の記事は以下のAnswers in Genisis様の以下の記事の中から特にわかりやすい点を紹介、加筆した形になります。英語が読める方で詳しく知りたい方は元記事、及びサイトを見てみる事をおすすめします。)
創造論と進化論が矛盾する9の理由
1. アダムの堕落以前に死は存在しない。
進化論は人間が存在する以前の何百万年もの間、生と死が存在したとします。
進化論は自然淘汰、自然選択、つまり死の歴史です。
この世界は初めからそのような仕組みだったとしています。
しかし聖書は死について違う考え方を教えています。
[ローマの信徒への手紙 5:12 新共同訳
このようなわけで、一人の人によって罪が世に入り、罪によって死が入り込んだように、死はすべての人に及んだのです。すべての人が罪を犯したからです。]
聖書は明確に死が一人の人間から罪の結果として起こった事だとしています。
これは矛盾です。
2. 全ての被造物は進化ではなく退化している。
創造主なる神様が創造したこの世界は初め神自身が「良い」と認めるほどに良い世界でしたが、
アダムの堕落によりこの世界は呪われ,
今私たちは苦しみ、破壊、争い、病気、妬み、などのあらゆる不幸の起こる世界に生きています。(創世記3:17,創世記3:14,ローマ8:22)
そして神の介入なしでは誰にもこれをかえる事は不可能です
しかし進化論はなんと教えているでしょうか?
進化論は生物は「進化」し、良い方向へ向かっているとします。
つまり、放っておけば勝手に良くなっていくとします。
これは矛盾です。
3. 全ての動物は草食だった
現在、自然界を見ると肉食動物が他の動物を食べている状況を観察することができますが
これは進化論では
強者、より優れた種が生き残るための過程だと捉えられます。
聖書は全ての生物はもともと草食だったと教えています。
(創世記 1:29-30)
そして、動物が動物を食べ始めたのは、
堕落の後(創世記6:12-13)もしくはノアの大洪水の後(創世記9:3)だと言うことがわかります。
これは矛盾です。
4. 創造の過程はもうすでに終了している
進化論は全ての生物が現在進行形で進化しているとします
しかし聖書は神の創造は六日目に終わったとしています。
(創世記2:13)
これは矛盾です。
5.アダムは塵から作られ、塵に戻る。
アダムは塵から作られました。(創世記2:7)
進化論が唱える猿人からではありません。
一部の進化擁護クリスチャンは「塵」が動物(猿人)を表す言葉だと主張しますが
これでは
アダムが死んでから塵に戻る(創世記3:19)と言う箇所が説明できません。
人間は死んでも猿になるわけではありませんからね
塵と猿は矛盾します。
6.創造は六日で終わった。
聖書は創造が六日間で行われたとしています。(創世記1:31-2:2)
進化論では人間が発生するのに何十億年もかかったします。
これは矛盾です。
一部クリスチャンが
「創造の1日は何百万年もの長い時間を表す表記だ」と主張しますが
(まず覚えて欲しいのは、
科学は地球の年齢を完全に証明することはできないと言うことです。
創造論であれ進化論であれ、現代科学の観測以前に起こった出来事は全て、「推測」の域を出ません。
放射性年代測定法などが実は証明不可能な憶測をもとに構築されている手法である事はなかなか知られていません。
また地球が若い(6000年ちょっと)と推測できる根拠も多数あります。
このことについては後日また詳しく書きます。)
創造の「日」(英語で「day」、古代ヘブル語で「yom」)は
一般的な「1日」もしくは不確かな期間を表すもので、
何百万年と言う決まった長期間を表す単語ではありません。
また、出エジプト記20:11にも創造主なる神が世界を六日間で創造したと書かれていて、創世記が比喩的表現でないことを示しています。
他にもあります。
アダムは六日目に創造され、七日目も生きて生活しました。そしてその後(正確にいつかはわかりませんが)堕落およびエデン追放を経験したのち930歳で死にました。創世記の一日が何百万年も表しているなら、アダムは堕落を経験する以前に創造の七日目で死んだことになります。
また、創造の四日目に神が星などを創造した際、神は「日」と言い方で「昼と夜」を説明しています。「日」が何万年もの時間を指していないのは明らかです。
7. 種類ごとに創造された
創世記1章には「種類ごとに創造された」と言う箇所が複数回使用されています。(創世記1:21など)
また神はそれぞれの種類に対して「生めよ、増えよ」と命令しています。
この「種類」はイヌ、ネコ、ウマなど、その種類の中でなら他と繁殖可能な分類である事がわかります。(例えば、異なる犬の種類同士で後尾させ雑種を作ることが可能ですが、イヌとネコの雑種を作る事はできません。)
しかし、進化論は元の種類から新しい種類が生まれるとしています。(新しい種類が生まれて初めて「進化」が成立します。外見や特性が変わるのは「変化」、もしくは「退化」です。)
聖書の記述は進化論と矛盾します。
8.創造の順番と進化の順番
創世記の創造と進化を同じだと主張する人は創造の順番に大きな矛盾を抱えます。
例えば、創世記は植物(木なども)が魚(水中生物)よりも先に創造されたとしていますが(創世記1:9-23)、進化論だと魚が木よりも先に発生したとします。
また、創世記はまず地球が水に覆われていたとしていますが、進化論では地球はマグマに覆われていたとします。
聖書の記述と進化論学者の主張は矛盾します。
9. 地球は太陽よりも先に創造された
現在進化論者は138億年前にビッグバンが起こり、
その後太陽(50億年前)が出来、そして最後に地球(48億年前)が出来たとします。
しかし聖書の記述は違います。
聖書は地球が太陽より先に創造されたと教えています(創世記1:1-2,1:14-15)。
これは全く逆の考え方です。
結論
今回はクリスチャンに向けて中立の立場から聖書と進化の矛盾を指摘しました。
この二つの主張が科学的にも神学的にも相容れないのはおわかりいただけたでしょう。
あなたは神が書かれた聖書を信じますか?
それとも人間が書かれた学説を信じますか?
次回予告
次回は創造論vs進化論の問題を創造論者の立場から
ガチでディベートしていきたいと思います。
覚悟してなさい!(^_-)=☆
ではまた次回!
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