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創造論の話(3)六日間創造の重要性、&一致する科学的知見

お久しぶりぶりです。

(上の犬の絵は本記事の内容と一切関係ありません。)

先日、
たまたまあるXで某牧師の投稿を見ました。

彼は同性愛を聖書的に肯定するために、

「創世記には六日間で世界が想像されたと書いてあるが、これはどのような科学的知見と一致するのか?」

「適当なことをまことしやかに広めるのはやめてほしい」

などと発言していた。

とりあえず同性愛は一回おいておくとして、
創造に関する個所に自分はブチギレしたので

創世記を文字通り受け入れる事の重要性、書いていきます。

以前聖書と進化論の矛盾について書きましたが、一部内容が被るかもしれません。

(早急にこの記事を書いてるため、聖書個所の出典を貼る余裕がないです。自分で創世記1〜3章をご自分でお読みください。)


なぜ六日間の創造を受け入れなければいけないのか。


①なぜ六日間の創造説を受け入れられない人がいるのか

現代になってクリスチャンに「創世記の創造は重要か」などと質問しましょう。そうすればおそらく「重要ではない」「イエスキリストの福音になんの影響もない」などと返す人が多いでしょう。
しかし、歴史的にはそうではありません。神学者、科学者たちは昔から一貫して神様による天地創造、六日間での創造を信じる人が圧倒的多数派でした。そしてその考え方の元に現代の聖書解釈の元がでいていますし、創造の記述を受け入れないと他の(新約聖書含む)聖書個所とも矛盾します。
それなのに間隙説、枠組み説、見かけの時代説、有神進化論、漸進創造論など、「進化論が提示する地球の年齢」に聖書の記述を当てはめるために様々な説が作られました。これは神が書いた聖書の記述よりも人間の作った論説を重要視する行為です。
神の言葉の重みは永遠に変わりません。しかし科学というのは常に新しい説に置き換えられる可能性のある不完全なものです。その時代に流行ってる「科学的見解」を聖書の言葉よりも優先視することは純粋にナンセンスです。

②神の「善」が崩壊する。

神は創造を終えた後、その創造を「良い」もしくは「素晴らしい」と評価しています。つまり、その被造物の状態は神の性質に沿ったものであり、罪の結果である死は存在しませんでした。死は創世記3章の堕落以降にこの世界に入り込みました。
しかし、六日間創造説以外のどの説も堕落以前に死があったと言う主張をせざるを得ません。つまり、六日間創造論以外の立場を取るという行為は実質的に「死は神の性質の一部である」と主張するも同然なのです。

③イエスキリストの福音が成立しない。

新約聖書は創造が文字通りである事を前提にイエスキリストの
死と復活を論じています。
アダムにより罪が入り、そして、イエスキリストが「最後のアダム」として死を克服する希望となったわけです。(第一コリント15:21ー22)
しかし、神が初めから死を一緒に創造されたのなら、なぜ死は「最後の敵」なのでしょうか。(コリント15:26)

③終末論が破壊される。

聖書はこの世界が一度壊され、罪も苦しみも死もない世界がもう一度創造されるとしています。
しかし、もし神が最初から死を創造したのであれば、なぜ死は取り除かれる必要があるのでしょうか?
また、聖書は死と苦しみを取り除くことと「呪い」を取り除く事を同一に見てます。この呪いは創世記3章の呪いです。それ以前に死はありません。

➃解釈論が破壊される。

はっきり言いますが、創世記すらも文字通りに受け入れられなければ、他の歴史記述箇所(出エジプト記や福音書など)を文字通りに受け入れることは論理的におかしいです。
出エジプトも、バビロン捕囚も神学的な作り話なのですか?イエスキリストの存在も、死と復活も、歴史的事実ではなくでっちあげですか?
そんなことはありません。聖書は明確です。
むしろ、今の創世記の記述が比喩的表現であるならば、これ以上にどのような表現を使えば歴史的記述だとわかりますか?聖書は「夕があり、朝があった」とそれぞれを1日だと明確に表しています。

歴史科学に妥協してはいけない。

以前にも少し書きましたが、進化論も創造論も「歴史科学」であり、100%証明できるものではありません。歴史科学と言うのはそれぞれの研究者の先入観に大きく影響を受けます。そして現代の進化論は明確に神が存在しない前提で作られた学説です。百歩譲って自然科学での新しい発見により聖書解釈を変えることはあるとして、(実際中世のキリスト教会は地動説、天動説共に平等に考慮しながら、科学的に正しい方に合わせて聖書を解釈しようとしていました。しかしこれは普遍現象科学、自然科学です。)歴史科学に妥協する理由がありません。クリスチャンは神の教えを世界観として第一に優先しましょう。


科学は地球が古い事を示してるのか?


はっきり言います。地球の年齢が46億年だと言う「証拠」はどこにもありません。
なんども言いますが、これは歴史科学であり、明確な「証拠」と言うものは存在し得ません。その上で、私たちは様々な人が考える世界観のどれが一番科学的事実とマッチするかを考え、選択する必要があります。
前回の記事を参照↓


①聖書の創造と一致する科学的知見

「同じ聖書の同じ箇所に、世界は6日間でできたとあるが、これはどの科学的知見と一致するのか。」と言う某牧師の主張を冒頭で紹介しましたが、創世記にマッチする科学的知見はたくさんあります笑
この人は牧師なのに創造論の存在を知らないのでしょうか?
ぜひ自分の連載を読んで知見を広めてほしいところです。

簡潔に答えると、若地球創造論が聖書の記述と一致する科学的知見です。

②若地球創造論の主張。

若地球創造論は聖書の、厳密には創世記の1章から11章までの記述を、文字通り、簡潔に、論理的に、科学的事実を元に論じる学説です。
若地球創造論者は一般に:
1(地球上での時間の基準で)地球がおよそ六千歳であるとしています。
創造が文字通り六日間、(24時間×6日=144時間)でできたと考えます。
3アダムとエバの堕落により今の世界に「死」ができたとしています。
4アダムとエバの息子、娘たちは他に人間がいなかったので近親婚だった。
ノアの洪水は地域的ではなく、地球規模の大災害であり、多くの動物が命を落とし、ノアとその家族関係以外の全人類が絶滅した。
6ノアの箱舟には「種ごとに」様々な動物が乗っており、これは現代の分類では「属」に値する分類方式。
7ノアの洪水の後、地球には大きな気候変動があり、局地的な氷河期があった。
8バベルの塔の一件で様々な言語ができ、また人類は急速に地球上に広がって行った。

上記のように主張しています。
これが聖書、科学、双方に非常に忠実に研究に研究を重ねてできた一番広く主張されている創造論モデルです。

③若地球創造論を支持する科学的根拠

若地球創造論を支持する科学的根拠ははっきり言ってこんな所でまとめられないほど膨大な話なのでこれからの連載で徐々に書いてくつもりです。
また、断言しますが、進化論を支持するまともな科学的根拠は存在しません

とはいえ自分は専門家でもなんでもないただの学生なので、はっきり言って内容はす、べ、て、海外の創造論科学者たちの主張の受け売りです。(笑)
おそらく「英語の記事を翻訳して短くしただけじゃん」みたいな内容もあると思いますのでご容赦ください。(苦笑)

さすがに何にも根拠を示さずに終わるのは気が引けるので地球が若い事を示すわかりやすい例を三つ。

1赤血球とヘモグロビンが複数の恐竜の(化石化していない!)骨の中から見つかっています。進化論では恐竜が6500万年前に絶滅したとしていますが、赤血球やヘモグロビンは数千年ですら残るはずがありません。
2地球の磁場は急速に衰退しており、その年齢は1万年以下であるはずです。
3海水の塩分濃度は増えています。百歩譲って進化論者の主張通り海水が淡水から始まったとして、海の年齢は最大でも6200万年よりも若いはずです。(進化論者は何十億年だと主張している)

こんなんでしょうか

他にもいくつか若地球創造論に関する日本語の記事を最後にいくつか貼っておくので興味があったらぜひお読みください。


今日はこの辺で終わりです。

とりあえず聖書に一致する科学的知見の存在を知れたでしょうか笑


参考資料

この記事のほとんどはバイブルアンドクリエーション様の書籍、「創造の疑問に答える」の内容を元に書いてます。書籍はアマゾンでも購入できます。

他の関連記事です。


英語が読めるなら以下の記事もついでにどうぞ。

https://creation.com/young-solar-system

https://creation.com/6000-years


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