【簡易デッキ紹介】背徳の炎【地縛×レッド・デーモン】

※簡易版なので画像は無し!!

このデッキの出発点

新規カード地縛神スカーレッドノヴァ

突然現れたアニメ5D'sの紅蓮の悪魔のOCG化カード
5D's世代にとっては嬉しい、いかにもアニクロ産らしい良いカードですね

地縛神名称でありながら、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを一発で特殊召喚できるサポートカード

カジュアル的にはジオクラーケンを出して場魔法を回収する初動として使った方が良さそうだけれど、せっかくならレッド・デーモンズ・ドラゴン関連で一番の不遇だったと言って良いスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを出力する方向で使用していくことにしました

デッキレシピ


メインコンボ

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの降臨

新規スカノヴァのおかげでヴィジョンリゾネーターを使ってレッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚をするだけで、シンクロのスカーレッドノヴァをシンクロ召喚できるようになりました

具体的には「場に闇属性レベル6を用意しつつ、手札のヴィジョン・リゾネーターを特殊召喚してシンクロ」していくことになります

ヴィジョンは場にレベル6以上の闇属性モンスターが居れば手札から特殊召喚できて、そのままシンクロ素材に使うと墓地に送られた時の効果でクリムゾン・ヘルガイアをサーチできます

この時にシンクロ召喚する先をレッド・デーモンズ・ドラゴン名称になる3枚のどれかにして、ヘルガイアで新規スカノヴァをサーチすれば、新規スカノヴァの効果を使う準備が整います

つまりこのデッキは、尖兵としてスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンを出して戦うデッキになります

サブギミック

尖兵を務めるスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンはシンプルなパワータイプのモンスターです
自己強化と破壊耐性、攻撃を止める効果を持っており、相手の盤面に干渉できる能力はありません

強力なカードではありますが現代遊戯王ではすこしパワーが足りないため、サブギミックとして相手の盤面に触りに行ったり、制圧に使えるものを採用していきます

クリムゾン・ヘルガイアによる無法

ヘルガイアは初動でも使用するカードですが、レッド・デーモンズ・ドラゴンと併用することで最強のカードになります

  • 毎ターン使用できるサーチ効果

  • 場のカードが破壊されるとレッド・デーモンズ・ドラゴンを蘇生できる効果

  • レッド・デーモンズ・ドラゴンの攻撃時に相手の場のモンスターを全て裏守備にする効果

といったように、相手からするとこのカードを放置しておくだけで大変なことになります

レッドデーモンの純構築では特別強く使われていないカードだと思いますが、どう考えても様子がおかしいバカカードです

このカードの存在により、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの両脇は強固に固められていると言っていいでしょう

しかし、ヘルガイアは真っ先に割られるはずなので、サブギミックのメインには据えていません
こちらが先に割られるからこそ、実質的なスカーレッドノヴァの盾になってくれます

竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダーによる制圧

ドラゴンを使うデッキなのに唐突にドラゴン殺しの剣士が出てきました

ちなみに彼の効果は相手のドラゴンの数だけ自身を強化することと、相手のドラゴンを全て守備表示にして効果の発動を封じることです
また、守備貫通を備えているため、相手の場と墓地にドラゴンがたくさん居れば、それだけで必殺の威力となります

単体ではピンポイントメタという感じのカードですが、そこをカバーするために頼れる相棒として用意されているのが破戒蛮竜ーバスター・ドラゴンです

相手の場のモンスターを全てドラゴン族認定し、場にバスター・ブレイダーが居なければ墓地のバスター・ブレイダーを蘇生できます
バスター・ブレイダーに墓地の破壊剣を装備して相手の行動をロックする効果もあります

バスター・ブレイダーとバスター・ドラゴンを並べることで相手モンスターをドラゴン認定して、効果を封殺できるようになるということですね

ちなみにバスター・ドラゴンは闇属性レベル8のドラゴン族シンクロです

ん?このステータスって…

そうですね、レッド・デーモンズ・ドラゴンと同じステータスです
なのでリゾネーターたちの力を借りれば簡単にシンクロ召喚できます

なので、残った課題は「どのように竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダーを融合召喚するのか」ですね

バスター・ブレイダーを融合召喚する手段

実は融合召喚の準備は最強初動のソウル・リゾネーター1枚からほとんど完了します

ソウル・リゾネーターを召喚し、紅蓮王フレイム・クライムをサーチします

フレイム・クライムは場に悪魔チューナーが居れば特殊召喚できるので特殊召喚し、オマケの800バーンをした後に闇6シンクロのドロドロゴンをシンクロ召喚します

シンクロ素材となったフレイム・クライムの効果で、デッキから破壊剣の追憶を墓地に送ります

これで、竜破壊の剣士の融合素材であるバスター・ブレイダーとして扱えるドロドロゴンと、墓地効果による墓地融合ができる追憶を墓地に用意することができました

あとはドロドロゴンとドラゴン族モンスターを墓地に送れば、竜破壊の剣士を融合召喚する準備が整います

また、メインギミックに必要となる”場に闇属性レベル6モンスターを用意する”という点と重なるので、スカーレッド・ノヴァ召喚の裏でこの激烈陰キャ戦法の準備を進めることになります

話をまとめると、このデッキの初動は”ソウル・リゾネーター”+”ヴィジョン・リゾネーター”となります


初動

ソウル・リゾネーター+ヴィジョン・リゾネーター

前述の通り、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの降臨と、バスター・ブレイダーの準備へと向かいます

初動の再現性はかなり高いです

というのも、ソウル、ヴィジョン共に三積みした上で双方をサーチできるカードの種類が多いからです

  • コール・リゾネーター

  • 地縛囚人ストーン・スィーパー

  • クリムゾン・ヘルガイア

コール・リゾネーターに至っては名称ターン1がありません
ヘルガイアに関しては新規スカノヴァのサーチに残しておきたいのであまり積極的には使えませんが、手札にスカノヴァが既に来ている場合ならリゾネーターのサーチに回すことができます

地縛囚人ライン・ウォーカー+異界共鳴ーシンクロ・フュージョン

ライン・ウォーカーは1枚でレベル6シンクロができるカードです
ライン・ウォーカーを召喚して効果でストーン・スィーパーを特殊召喚すれば、1+5で6シンクロです

ライン・ウォーカー+ヴィジョンでも一応スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの召喚までは行けますが、破壊剣の追憶を墓地に送れないのが微妙です

しかし、ライン・ウォーカーには明確に強みがあって、それが異界共鳴ーシンクロ・フュージョンにより、ヴィジョンをサーチしながら展開ができるところです

ライン・ウォーカーとストーン・スィーパーをコストにシンクロ・フュージョンをしてジオグレムリンとジオグレムリーナを出します

この時にジオグレムリーナで2枚目のストーン・スィーパーをサーチして、ストーン・スィーパーの手札の効果でヴィジョンをサーチすることでそのままメインギミックと同じ動きが可能です

ジオグレムリンを場に残しておけば、バトルフェイズにジオグラシャ=ラボラスを融合召喚できます

ジオグラシャ=ラボラスの攻撃が通れば全体破壊ができるので、余裕のワンショットキルになります
先行よりかは後攻で強い動きですね

こちらの初動の再現性は低めです
ライン・ウォーカーはストーン・スィーパーでサーチ可能ですが、それなら基本的にソウルとヴィジョンの足りない方をサーチしたほうが良いです
ワン・フォー・ワンによるリクルートから動けると強いですね(過剰展開気味ですが)

シンクロフュージョンをサーチするためのデュエリスト・ジェネシスは3積みしています
また、サーチする択としてシンクロコールも採用しています

採用カード

地縛神スカーレッド・ノヴァ

基本的に場のレモンを素材にスカノヴァを出しに行きます

サーチが効くのに3積みにしている理由は、重ね引きすると「片方のスカノヴァをコストにスカノヴァが降臨するから」です
コストとしてレッド・デーモンズ・ドラゴンか「地縛神」モンスターを要求するため、地縛神である自身をコストにしても問題ありません

この効果が手札からのフリチェ効果というところが、奇襲性が高くて良いですね

シンクローン・リゾネーター

このデッキでは触りにくい相手の魔法罠を無効にすることを目的にレッド・デーモン・アビスをS召喚するために投入しています

しかし、ソウルリゾネーターを積極的に採用したことで、存在価値が薄れ気味ではあります
⇒ソウルを使ってレッドライジングを出せば成立するため

コール・リゾネーターやストーン・スィーパーでサーチする上振れの択みたいな感じです
試運転した限りではサーチしたことが無いですが、このカードに救われるときは来るのでしょうか

ボーン・デーモン

ソウル・リゾネーターの初動をするときのサーチ先の選択肢として1枚投入しています

基本はフレイム・クライムでいいのですが、素引きした追憶を捨てたい場合はボーン・デーモンを選択します

素引きしてしまった時の方が状況が良いかもしれない…?

アブソリュート・パワーフォース

レッド・デーモンズ・ドラゴンをムキムキにできるカードです
ヘルガイア関連のサーチが余っているときにサーチしたり、キルが取れる状況になっているときにサーチしにいくカードです

必殺技カードらしい豪快な効果です

デュエリスト・ジェネシス

場か墓地にチューナーが居る時に使える、シンクロ魔法罠をサーチするカードです
サーチ先は下記の2種類です

異界共鳴ーシンクロフュージョン
地縛初動で使用します
使えればシンプルに強い
地味に正規召喚ではないので注意

シンクロコール
ソウル初動で使います
追憶で融合召喚したバスター・ブレイダーを安全に墓地に落としたいだけなのですが、何故か完全体のカオス・アンヘルが降臨します…
どう考えてもこれが最適解なので許してほしい…

一応シンクロフュージョンで何か出せないかなと考えていた時はありますが、今のところいい案が思いついていないので、こちらは不採用です

ライフハック

令和最新版のコンバットトリック速攻魔法です
ジオグレムリンで得たライフや、成金ゴブリン/サイコ・イレイザーで回復させた相手のライフを攻撃力に転化します

成金ゴブリンやサイコ・イレイザー共々自由枠ですね…

このデッキは火力が過剰気味でデュエルを無駄に早く終わらせてしまうことがあるため、成金やサイコ・イレイザーで相手を回復させることで”拮抗状態を自演したい”という裏の狙いもあります

一応レッド・リゾネーターがSS時に大量の回復効果を持っているので、それとライフハックを合わせてみたり、ライフ差を作る点からサイコ・エンド・パニッシャーを採用するのもアリかもしれないです

スカーレッド・ゾーン

除外されたドラゴンたちを元に戻すために使用します
スカノヴァは破壊以外の方法で除去される確率が高いモンスターなので、除外から回収したい場合に頼ります


まとめ

正直デッキパワーが上がりすぎた感があります
レッド・デーモンは上手く使っていきたいのでもっと精進しないといけないですね…

多分「スカノヴァが簡単に出せるようになったから出そう」でデッキを組むんじゃなくて、「スカノヴァが簡単に出せるようになったからこんなコンボを狙おう」という出発点でデッキを組んだ方が良さそうに思いました

でもスカノヴァがシンプル過ぎて何も思いつかなかったんですよね…

高レベルシンクロである点を活かして赤き竜でハチャメチャする方向で考えたりもしたんですが、個人的に赤き竜というカードがあまり好きではないので没に…

赤き竜を没にした割には最大展開するとスカノヴァの横に完全体アンヘル出るってマジ!?

昨今のカードパワーは高めなので、意外と許される…かもしれない?

デッキ名について

由来はギルティギアのクソゴリラこと、主人公のソル=バッドガイの通り名です

全体的に炎っぽい雰囲気や、脳筋と見せかけて実は科学者みたいな二面性にも共通項があるかなと思っています
スカーレッドノヴァで戦うのかと思いきや、裏でバスブレのロックの準備をしてたりとかね…


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