旧岩崎邸

画像1 白亜の殿堂、旧岩崎邸。仕事の休みが取れたので、平日の昼間にお出かけです。この豪奢なたたずまい。朕にふさわしい建物ぞよ。
画像2 よし、能書きはそこまでだ。チャキチャキ進みますよ。重要文化財? 上等だ、よろしくお願いいたします!
画像3 でさ、ゲートがまず立派だもの。いくぶん気圧されるわ。ここは三菱の第三代社長 岩崎久彌の本邸として建てられた建築遺産(とパンフレットに書いてあります)。
画像4 庭先の壁。なんだこれ、めちゃめちゃカッコイイ。
画像5 どどーん。あいにくの空模様ながら、まったく意に介さず光り輝いております。朕の別邸にピッタリぞよ。
画像6 では、さっそくお邪魔します。おもしろいのは、靴を脱ぐんだよ。そこはJapaneseなんだな。それとも文化財保護の観点からか?
画像7 いま入ってきた入口を振り返ってみる。警備員のおじさんが見えます。扉上部のアーチ型のデザインがおしゃれ。
画像8 どうしても天井の模様にまず目がいってしまう。自分の癖ですね。部屋なら天井とか柱、椅子なら背もたれとかに表れる遊び心。そういうのが面白いんだよね。
画像9 地下への階段。ここは封鎖されていました。敷地内にある撞球室(ビリヤード場)とこの本邸をむすぶ地下通路がこの下にあるらしい。ものすごく魅力的だけれど、すぐそこで警備のおじさんが監視している。失うものが大きすぎるので、強行突破はやめておきます。
画像10 ちなみにこれが、はなれにある撞球室。
画像11 2Fへ上がりました。上から階段を見下ろす。
画像12 うわー、なんかいい雰囲気。窓際のテーブルとイスで表を眺めながらティータイムもいいですね。朕も満足……あ、このキャラもういいですか、そうですか。
画像13 壁の金箔模様(金唐革紙)は型押し。版画みたいなものです。ゴツゴツした表面のローラーを壁紙に押し当てて彩色していたみたい。
画像14 ベランダに出てみました
画像15 ベランダは夜のほうが雰囲気でそう。照明の下で。
画像16 扉の取っ手。こういうところよ、こだわりが出るのは。
画像17 トイレも絵になる
画像18 古い洋館のトイレといえばこれでしょう。天井に近いタンクから下がっているヒモ(鎖)を引っ張るタイプ。
画像19 摩耶観光ホテルをほうふつとさせる構図(いかん、怒られる)
画像20 窓を開閉する取っ手。こういうところよ、こだわりが出るのは。
画像21 月餅みたいな天井
画像22 これは・・・ちがいました(いちいち撮ってんじゃないよ、ほんとに)
画像23 岩崎邸は洋館と和館で構成されています。今度は通路をつたって和館のほうへ。
画像24 さきほどまでのクラシック音楽が聞こえてきそうな様子から一変、ししおどしの「ンッコーン」が聞こえてきそうな空間。
画像25 こうしてみていると、縁側に座っている主の姿が浮かんでくるよう
画像26 トラディショナル・ジャパニーズ・スタイル!
画像27 冠婚葬祭に使われた大広間。使用されている木材は、もう現在では入手困難なのだとか。
画像28 消えゆく富士に見送られながら、岩崎邸をあとにしたのでした