せっかちな癖に大学の課題は遅れる
「お前、もう少し落ち着けよ」
これは小学生の時に理科の実験中、同じグループの男子に言われた一言。
「Bさん、まだ朝の七時半だよ」
これは高校の時に教室をたまたま通りかかった先生に言われた一言。
「そんなに急がなくてもお客さんは、起こらないよ」
これは三日前にアルバイト先の先輩に言われた一言。
流石に幼稚園の時に言われた記憶はないが、
昔から周りの人間にせっかちだといわれることが多い。
確かに、待ち合わせの十分前、なんなら三十分前に待ち合わせ場所の周りをウロウロしていたい派。
なんでこんなにせっかちなんだろうか?
私の場合は、不安要素があると早く行動したくなるからだと考えた。
理科の実験中、いつ吹きこぼれるかわからない液体の火を消す役割を任された小学生の私は、ドキドキしながら構えていたし。
毎朝、何かの影響で止まったり遅れてしまうかもしれない電車やバスは
不安で、高校三年間七時半には学校に着いていた。
アルバイト先では、もしかしたら品物ができるのが遅いかもしれないと思い、早めに注文を受け取ってしまう。
せっかちだからと言って、それを周りに強要したり待ち合わせに遅れた人間を責めようなんざ思ったことはない。ただし、歩行速度は早め。
不安を取り除くことがせっかち解消に繋がるかもしれないが、現代社会を生きる中で不安無しの人はごく一部の人間に限られてしまう。
私には無理。
せっかちな自分が嫌というわけではない。
でも、やっぱり生き急いでるかのような時間の使い方を30代、40代になってもしたくないなと思う。
noteを始めた理由も、早く今の自分から変わりたいと思ったゆえだ。
うーん、どうしよう
とりあえず、歩く速度を落としてみようかな
10月3日第三回・完