「ソフト界のあいみょん」阿部里奈1部昇格へ全力投球
「お米が大好きで、毎食1合以上食べてます」。
満面の笑みで語るのはソフトボール・阿部里奈選手だ。
岐阜県にある大垣ミナモソフトボールクラブ(日本女子ソフトボールリーグ2部)に所属する外野手で、今年入団したばかりの新人選手。
「女子アスリート応援SALON」でも最年少の“末っ子”は、先輩アスリートの話に真剣に耳を傾け、メモを取る。
話すときは常に笑顔で、周りにいる人まで笑顔にしてしまうような存在だ。
3月に日体大を卒業し、この4月から社会人1年目の22歳。
午前中は会社でデスクワークをこなし、午後は夜7時までチームで練習と多忙な日々を送る。
「社会人になって仕事とソフトボールの両立は大変だなって感じています。
今まで学生時代はお金を払ってソフトボールをプレーしていたけど、
いまは周りの人に支援していただいてソフトボールができているので、
そこは社会人としての自覚が必要になってくる」
と実業団での新生活について語る。
貴重なオフの日は温泉などで疲れた体を癒す。
歌うことも大好きで、カラオケの十八番は「あいみょん」。
なんとも今どきの女子らしいチョイスが微笑ましい。
来夏開催予定の東京オリンピックでは、08年の北京オリンピック以来初めてソフトボールが競技として復活する。
「ずっとソフトボールが(オリンピック競技に)選ばれてなかったので、
東京オリンピックでの復活はすごくうれしいです。
自分自身ももっとソフトボールの楽しさなどを伝えていきたいです」。
コロナ禍で前半戦が中止となり、9月5日に後半戦が開幕した日本女子ソフトボールリーグ。阿部選手が所属する2部・大垣ミナモは9月12日にtakagi北九州と開幕戦を戦う。
目標は1部昇格。2部の中で上位1チームだけが憧れのステージにたどり着くことができる。
「いま所属しているのは2部のリーグなんですけど、日本リーグのオリンピック代表選手とかと戦えるように1部昇格を目指して頑張っています」。
マリーゴールドのように輝く笑顔で、チームを優勝に導く。
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