赤木野々花さんの文春報道について思うこと

赤木野々花さんについてのネットニュースが出たのが8月26日の午後だったように思います。そしてネタもとの週刊文春が発売されたのが翌日の27日。私の住む地域は雑誌類の発売は1日遅れますので、28日には文春を手に入れることができたのですが、どうにも書店に買いに行く気になれず。

とはいえ読まないわけにもいかない…と思い悩み、楽天ブックスで文春を注文し(どうしても実店舗で買う勇気がなかった)、届いたのが今日、31日。

昼前には届いたようですが、どうにも開封する気になれず。私の性格なのか、それともファン心理なのか…は、さておき、帰宅した長男が「あけていいか?」と聞くので、あけてくれ、と依頼し、やっと読み始めました。

なお、長男にも私が赤木さんのファンであることは伝えてあります。

前置きが長くなりましたが、内容は…

まあ、一人の女性として自由に生きたいという思いと、周りの期待や希望とのギャップ、という感じなんでしょうか。詳しくは書きませんし書けませんが。

2つほど、思うことを記します。

1つは、別に責められる恋愛でも無いようなので、もっと堂々とすれば良いのでは?という点です。

記事には2人は一緒に住んでいるとありますが、入籍していなくても男女が一緒に暮らすことは、昔から、あることではなかったのか?という点です。

私は、現在は離婚していますが、かつて結婚するときに、入籍前に2人で一緒に住むことを相手の親御さんから反対されました。どうも(元)妻がかつて別の人と同棲したが破局したという経緯があったようですが。ただ入籍前の同居ができなかった点でいろいろと不具合がありました。例えば結婚式後の新婚旅行で、どこに帰るのか?とか。結局離婚することになったのは結婚前の同居という「お試し期間」が無かったから、とさえ思います。

別に結婚してなくても一緒に暮らしていることを堂々と公言できる世の中であれば良いとは思います。

2つ目は、例えNHK職員であっても、アナウンサーをはじめとする、画面に映ることが仕事の、いわゆる「出役」であれば、プライベートをもっと公言してもいいのでは?ということです。

最近では「あさイチ」の近江アナが結婚していたと大騒ぎになりましたが、番組中では一切触れることが無かったように思います。そのうちこの話題に触れる人もいなくなりましたから、これで対処は間違ってないのかもしれませんが、「あさイチ」は主に生活情報を扱う番組です。メインMCが結婚している主婦であれば、トークの幅もぐっと拡がると思うのですが、なぜその選択肢を消してしまうのか、私にはよくわかりません。

今年6月の「うたコン」で、さだまさしさんが「関白宣言」を歌ったとき、その「受け」のトークで、谷原章介さんが、曲の歌詞「愛するお前はお前ただ一人」という言葉を、言われたらどうしますか?と野々花さんに問うと、

「ついていきます、生涯。」


と、まっすぐ谷原さんを見つめて答えていました。

画面には野々花さんの横顔しか映っていませんが、私にはその時の野々花さんの目が忘れられません。それだけまっすぐな、真剣な目でした。

谷原さんも察したのか、その答えに「ま、ちょっと覚悟はしておけ」と、別の歌詞を引用し誤魔化していましたが、今になって思えば示唆に富んだシーンでした。

長くなりましたが、つまり、野々花さんはある程度オープンにしたいのではないかと思うのです。

オープンにしておけば、こそこそ隠したりしなくてもいいわけですから、堂々としていればいい。もし堂々としたい人がいれば、そうさせてあげれば良いのではないかと思います。

とにかく、野々花さんは幸せになってくれることを祈るばかりです。

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