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自転車をちょっといじってみたくなった人にぼくがオススメしている工具
スポーツ自転車を買って、乗るのに慣れてくると、ちょっとずつ自分でカスタムもしたくなってくると思います。そんな時に持っておきたい、というか持っておいて損はない工具。それは六角レンチです。アーレーンキーだったり、ヘックスレンチという呼び方もあります。
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理由は自転車パーツの固定が基本的にボルトで取り付けられているから。
ヘッドパーツやBB、スプロケットなんかは専用工具で取り付けられていますが、サドルやハンドル、ブレーキレバーなどはボルトで固定されています。
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そのため六角レンチを持っておけば各パーツの緩みやガタつきがないかのセルフチェックやブレーキレバー、サドルを自分好みの角度に調整したり、ロックオンタイプのグリップを自分で交換をすることができます。なので、ちょっと自分でいろいろやってみたいなって方はぜひmy工具をゲットしましょう。
とは言え、いろんなメーカーや形があるので、ぼくがこれまで使ってきて良かった2ブランドを紹介します。
BETA(ベータ)
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イタリアのツールメーカーBETAの96Tというグリップ付き六角レンチ。
欲を言えば、各サイズ、揃えておきたいとことですが、よく使うサイズは4mmと5mmというサイズなので、この2本を持っていれば、ある程度の作業はできます。
おすすめポイントは硬くてしっかり締められるところと、握り方の自由度の高さ。
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カチッとした硬さがあるので、通常は短い方を持って本締めをしますが、長い方でもある程度締め付けることができます。
また長い側の軸が工具の真ん中にあるので、軸を持って早回ししたい時もブレないというのがあり、作業性がバツグン。
WERA(ヴェラ)
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グリップのないL型を持っておきたい方にはこちら。
こちらは大体、単品というよりセットで売られていることが多いため、ある程度サイズを揃えて買うことができます。
こちらのオススメポイントとしては、独特のしなりとボルト穴が舐めにくい独自設計。
BETAの六角レンチと比べると、こちらは独特のしなり感があります。そのため、ボルトを締め込んでいった時に「これくらいは締めておきたいな」、「これ以上絞めたらボルトが潰れてしまうな」という事トルクの感覚が掴みやすい点があります。
また他社と比べ、角が立っているHex-Plusという独自設計になっており、ボルトの穴に工具がピタッとかかりやすいのも特徴です。
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BETAと比べても六角の角が出ています。
この設計のおかげで、ボルト穴がナメにくく、またナメかかっている穴にも工具がかかりやすくなっているので、作業が不慣れな方でも扱いやすくなっています。
今回お勧めした工具はお店での作業用で一般販売はありませんが、ネットや工具専門店でお求めいただけます。(グリップタイプはバラで、1700円程度、L型のアーレーンキーセットは大体、5~8000円程度)
有名なメーカーでは、他にもPB Swistools, parktool, tone, vessel, Hazetなんかがあります。気になった人は調べてみてビビッと来たものを選んでみてくださいね。