英医学誌がCOVID-19パンデミック以降の死因をワクチンの影響と断定したわけではありません。
COVID-19パンデミック以降の過剰死亡をワクチンによるものだとする研究が英国医学誌に掲載されたのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。ウェブサイト上の声明で、同誌は「この研究はそのような関連性を立証するものではありません」と述べています。British Medical Journal誌もこの主張を「誤報」とし、研究者らは過剰死亡の原因について調べていないことを付け加えています。
この主張は、Infowarsの司会者Alex Jonesが2024年6月6日にX(旧ツイッター)で公開した投稿と動画(アーカイブはこちら)に掲載されました。投稿のキャプションは次の通り:
この投稿は、執筆時点ではX上で次のように表示されていました:
英国医学誌
SNSの投稿でリンクされ、Jonesが取り上げた論文は、British Medical Journal(BMJ)誌の一つであるBMJ Public Healthに掲載されたものです。この研究は2024年6月3日に「COVID-19パンデミック以降の西側諸国における過剰死亡率:2020年1月から2022年12月までの『Our World in Data』による推計」というタイトルで発表されています。
BMJでは、「COVID-19パンデミック以降の過剰死亡に関するBMJ公衆衛生研究の誤報に対する声明」と題するウェブサイトに掲載された回答で、Jonesらによる虚偽の主張を取り上げています。それによりますと:
更に詳しくは
Lead Storiesによるワクチンに関するその他の主張のファクトチェックは、こちらをご覧下さい。