【意味不明よね】消防士によるGoProの映像は、カリフォルニア州ではなくチリで撮影されたものです。

ネット上の主張とは裏腹に、SNS上でシェアされた3分間のPOV動画には、カリフォルニア州ではなく、チリの住宅で炎を消火する消防士の姿が映っていました。

1月7日にカリフォルニアで山火事が始まって以来、少なくとも24人が死亡し、当局によると12,000以上の建造物が破壊され、10万人以上が自宅からの避難を余儀なくされています。

この映像をシェアした投稿には、「これは、炎を消すために不眠不休で働く消防士Joseth Abel Espinozaの姿を捉えたGoProの映像であり、最前線にいる人々の勇敢さと献身を紹介している」といったキャプションが付けられています。」この投稿には、「ロサンゼルス 」と 「カリフォルニアの山火事 」というハッシュタグが含まれていました。

他の例では、「ロサンゼルスの火災と戦う勇敢な男、GoProによって記録されたこの映像を公開 」と書かれていました。

ところが、Joseth Abel Espinosaという消防隊員が無名の建物で炎と戦っている映像が、11月8日にGoProのYouTubeチャンネルにアップロードさ れていたのです。

動画の下の説明文には、チリの首都サンティアゴにあるヌノア第3消防団が映っています。「GoProが撮影している中、消防隊は現場に到着し、ホースを広げ、消防士Joseth Abel EspinosaのPOVに見られるように、行動を開始した」と付け加えています。

動画の中で別の消防士が着用しているヘルメットのシンボル(タイムスタンプ00:38)は、サンティアゴ消防署の隊員が着用しているものと同じです。
GoProとヌノアの消防署からのコメントは得られていません。

【評定:誤報】

  • この映像はチリの消防士を撮影したもので、カリフォルニアの山火事で撮影されたものではありません。

  • この映像は11月にGoProのYouTubeチャンネルで公開されていたものです。

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