Kamala Harrisを名乗るジャマイカ人の「出生証明書」は本物ではありません--Harris副大統領の生誕地はカリフォルニア州です。
ジャマイカ出身とされる「出生証明書」は、Kamala Harris副大統領が米国生まれではないことを証明するものなのでしょうか?いいえ、それは事実ではありません。彼女は1964年にカリフォルニア州アラメダ郡のオークランドで生まれました。SNSへの投稿にあるジャマイカの文書とされるものは、Harris副大統領の本物の出生証明書ではありません。ジャマイカの登録総局はLead Storiesに対し、 Harris副大統領はジャマイカ生まれではないため、出生記録は存在しませんと述べています。
この主張は、2024年8月21日にX(旧ツイッター)上の投稿(アーカイブはこちら)に掲載されていたものです。そこには次のように書かれていました:
点と点を結ぶ
KAMALA HARRIS:
出生証明書
上記の証明書は、ジャマイカの登録総局に登録された内容の真正なコピーである。
この記事を書いた時点では、Xには以下のように掲載されていました:
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画像に掲載されている出生証明書には、「上記はジャマイカの登録総局における登録の真正なコピーであることを証明する」と書かれています。Lead Storiesが同局にコメントを求めたところ、2024年8月28日に電子メールで回答がありました:
Kamala Harris副大統領はジャマイカ生まれではないため、私たちの保管場所には出生記録はありません。この情報により、彼女の出生地に関する問い合わせが明確になることを願っています。
カリフォルニア州アラメダ郡のオークランド事務局(Oakland Office of Clerk-Recorder)の出生証明書によりますと、Harris副大統領は1964年10月20日にカリフォルニア州で生まれました。Mercury News紙は2020年にハリスの出生証明書を公表しており(アーカイブはこちら)、それはこちら(アーカイブはこちら)で閲覧可能であり、Scribd.comで公開されています。
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Kamala Harris副大統領の母親であるShyamala Gopalan Harris氏は、1960年代後半に米国に居住するための申請書(アーカイブはこちら)を提出しました。その申請書(下にある154ページ中37ページ)には、オークランドで娘が生まれた1963年10月から1965年11月まで、カリフォルニア大学バークレー校生理学部に勤務していたと記されています:
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Xの記事にあるジャマイカの出生証明書とされるものをGoogle Lensで検索(アーカイブはこちら)しても、その文書の正当な情報源は何も得られませんでした。
Lead Storiesが以前報じたように、米国の法律では、Harris副大統領は米国で生まれたことから出生時に米国市民であり、大統領となる資格があります。
その他のLead StoriesによるKamala Harris副大統領に関する主張のファクトチェックはこちらから、2024年選挙に関する主張のファクトチェックはこちらからもご覧頂けます。