ABC(主催の大統領候補)討論会の司会者は(ジョージ・)ソロス氏から100万ドルの報酬を受け取っていません ➡ 自称風刺な(糞サイト由来の)記事由来のデマです。
ジョージ・ソロスがABCの司会者に100万ドルずつ支払い、2024年9月10日の大統領選討論会でドナルド・トランプをファクトチェックさせたという 「リーク報道 」があったのですか?いいえ、それは真実ではありません。この記事は、「最も新鮮なフェイクニュースをお届けする 」ことをミッションに掲げているウェブサイトからのものです。Lead Storiesでは、「リークされたレポート 」やジャーナリストへのそのような支払い(があったことに)に関する信憑性のある証拠は見当たりませんでした。
この主張は、spacexmania.comが2024年9月12日に発表した「リークされた報告書では、ジョージ・ソロスがトランプのファクトチェックのためにABCの司会者に100万ドルずつ支払った」と題する記事(アーカイブはこちら)に由来しています。記事の冒頭は次のようなものでした:
記事執筆時のspacexmania.comの記事は以下のようなものでした:
この主張を掲載したウェブサイトは、自らを風刺(を提供するサイト)と表現しています。spacexmania.comの概要ページ(アーカイブはこちら)には次のように書かれています:
加えて、上の記事のスクリーンショットにあるように、この記事には左上隅、見出しの上に風刺ラベルがついていました(赤矢印はLead Storiesが追加):
元記事には「風刺」のラベルが貼られていたにも関わらず、一部のSNSユーザーは出典やラベルを示すことなくこの記事をシェアしました。2024年9月14日、以前はTwitterとして知られていたXの投稿(アーカイブはこちら)は、偽の主張を本物として紹介するものでした。そこには次のように書かれていました:
記事執筆時点では以下のような投稿でした:
こちら(アーカイブはこちら)のキーワードでGoogleニュースを検索しても、2024年9月10日の大統領討論会のABC司会者へのソロスの支払いに関して言及した信憑性のあるニュース記事は見当たりません でした。
大統領討論会に関するLead Storiesの追加ファクトチェックはこちらです。spacexmania.comに関するその他のLead Storiesのファクトチェックはこちらです。