北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支持したことを誇張するソーシャルメディア投稿があるとアナリストが指摘しています。
『東洋人の #変わり者 が西洋人の #変わり者 と仲良しになった。』レベル ならばまあ分かりますけど、誇張されすぎると #韓国 国内で #意識高い系 の #反共産主義 が暴れたりして宜しくないですよね。
ロシア国営メディアの報道を引用し、北朝鮮がロシアを支援するためにウクライナに軍隊を派遣することを決定したとするソーシャルメディアの投稿がありました。しかし、この報道では、北朝鮮がウクライナに軍隊を派遣することについては一切触れられていません。26日現在、この主張を裏付ける公式な報告や声明は出ていません。北朝鮮の専門家はAFPに対し、平壌がウクライナに軍隊を派遣する可能性は「極めて低い」と述べました。
4月15日にネイバーブログに掲載された韓国語の記事には、「【速報】ロシア国営メディアが、北朝鮮がロシア・ウクライナ戦争でロシアを支援するためにウクライナに軍隊を派遣することを決定したと報じた」と記されています。
同じ主張が「ロシア国営メディアが北朝鮮がウクライナへの軍隊派遣を決定したと報じた」と題するYouTube動画で共有されました。
この動画は、ロシアの国営通信社TASSが14日に発表した報道を引用しています。
同じ主張は、韓国のオンラインコミュニティ「Daum Cafe」のこちらとこちらでも共有されました。
しかし、これらの主張は誤解を招くものです。
誤解を招く報道
投稿に引用されたタス通信の報道には、北朝鮮がウクライナに軍隊を派遣したとの記述はありません。
この報道は、次のような見出しがついています:「ロシアは北朝鮮のウクライナでの作戦支援に留意、と外交官が語る。」
その一部を紹介しますと:「駐モスクワ北朝鮮大使は、自国の指導者がロシアとの友好関係を強化することに尽力していると述べた」とあります。
ロシア外務省のGeorgy Zinovyevアジア第一局長の発言を引用し、平壌がロシアのウクライナでの特別軍事作戦を全面的に支持し、西側の破壊的な政策を非難したと報じています。
キーワードで検索しても、この投稿の主張を裏付ける公式な報告書や声明は見つかりませんでした。
「可能性は極めて低い」
世宗学堂北朝鮮研究センターの張成昌所長は、北朝鮮がウクライナに軍隊を派遣する可能性は「極めて低い」と指摘しました。
「北朝鮮が国際社会から追加制裁を受けるリスクはないと思います」と、張氏は20日、AFPに語りました。
「更に、パンデミックのため、北朝鮮は国境を固く閉ざしています。北朝鮮兵士が出国した後、帰国出来るかどうかは不明です。」と述べました。
張氏は、平壌が国際社会の注目を浴びずに密かに軍隊を派遣することは困難であると述べました。
「北朝鮮兵はロシア兵とは外見も言葉も違います。気づかれないようにするのは不可能です。負傷者や捕虜の扱いをどうするかも懸念されます。」と述べました。
国家戦略研究院統一戦略センターの文聖墨主任は、ウクライナでロシアを支援するために平壌が軍隊ではなく、武器を提供する可能性が高いと指摘しました。
「平壌がロシアの支援を得て、ロシアとの関係を強化したいと願っている可能性は排除出来ません」と述べました。
「モスクワが今必要としているのは、人ではなくミサイルの数であり、北朝鮮はそれをたくさん持っています。今回の戦争で平壌がモスクワを支援するのはそこが一番可能性が高いと思います。」