まだ正式発効されていない疾病分類名を喧伝するには拙くないかと思う件

具体的には、

ですけど、複雑性PTSDという概念は公開はされているけど、正式発効はまだなICD-11にて初めて登場してきた概念です。ここでICDについては厚労省の説明によると以下のようになります。

国際疾病分類(ICD)とは

・ 世界保健機関(World Health Organization, WHO)が作成する国際的に統一した基準で定められた死因及び疾病の分類。
・ 我が国では、統計法に基づく統計基準として「疾病、傷害及び死因の統計分類」を告示し、公的統計(人口動態統計等)において適用している。また、医学的分類として医療機関における診療録の管理等においても広く活用されている。
・ 正式名称は、疾病及び関連保健問題の国際統計分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)。

→僕は医療従事者ではない、応用数学屋ですので、統計法に基づく統計基準としてが気になります。つまり、統計情報作る素になる分類名が素人に喧伝されていいのかってことね。

和田秀樹氏は、

と診断ミスを指摘しているようですが、僕に医学の知識はないから、ちょっと違った観点でして『何でわざわざまだ正式発効されていないICD-11で初めて出て来る概念ではなくICD-10内で説明しないの?』という疑問です。

精神医学のことは全く分からないから、専門家に言わせれば『ICD-10内では説明出来ない』ということがあるかもしれません。でもそうであるならば、新しい概念を盛り込まないと説明出来ない程であるのに、医者の意見書に書かれているように『判断力には影響が生じておりません。結婚の準備を進めることにも支障はありません。』なんて簡単に言い切れるのでしょうか?

素人考えだと言われるかもしれないけどそれって『大したことではない。』と言っているのと何が違うのでしょうか?

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