コロナウイルス検査特許(の卵となる物が)2015年に提出されたという #デマ を拾い食いしているバカを晒す。
ロスチャイルドが2015年と2017年にCovid-19生体認証テストの特許を取得したことの証明。 どちらも数年前に提出および更新されましたが、2020年9月に公開される予定でした。これは、2020年9月に何が起こるかを2015年に知っていたことを示す十分な証拠です。 。 どちらも数年前に提出および更新されま①
— 正道正義 (@jJJurWP56h9oIfr) May 11, 2022
したが、2020年9月に公開される予定でした。これは、2020年9月に何が起こるかを2015年に知っていたことを示す十分な証拠です。 最初の登録:オランダ、2015年10月13日 pic.twitter.com/RlwqSTKS7k
— 正道正義 (@jJJurWP56h9oIfr) May 11, 2022
【先に結論から】
発明者のロスチャイルドさんは金融会社経営で有名なロスチャイルド家とは何の関係もない方です。
Provisional patent applicationというのは、先発明主義だった米国が先願主義に移行するにあたり、新しく設けた仮出願という仕組みです。
仮出願についての詳細はこちらを参照して下さい。
仮出願された発明は、『生体データを使用、処理、表示するためのシステムおよび方法』という非常に一般的な物であり、COVID-19の事を念頭において書いたというのはあまりに #無理筋 です。
【AFPのファクトチェック記事の和訳】
数百回シェアされた複数のFacebook投稿は、Richard A. Rothschildという人物が2015年に新規コロナウイルス検査の特許を出願したと主張しています。この主張は虚偽であり、画像は2015年にコロナウイルスとは関係のない別の特許出願を提出した後、2020年に提出された追加出願です。金融サービス会社ロスチャイルド&カンパニーの広報担当者は、この特許の出願人は同社と何の関連もないと述べています。
この主張は、2020年10月7日、オーストラリア在住のユーザーによって、こちらのFacebookで公開されました。
この投稿には、"Richard A. Rothschild "という名前の出願人が提出した《SYSTEM AND METHOD FOR TESTING COVID-19》についての米国特許出願のスクリーンショットが掲載されています。
この出願は2020年5月17日付けです。文書の小項目には、2015年10月13日に「仮出願」が提出されたことが記載されています。
投稿のキャプションには以下のように書いてあります:「従順な羊の皆さんは、日付を確認してください! あなた方は皆、詐欺にあったのだ!」と書かれています。
➡この人が一番の #デマ 吐きなんですけどねwww。
![](https://assets.st-note.com/img/1652346380178-LpFjbqK9sk.png?width=1200)
この主張は、米国のユーザーによって、こちらとこちらのFacebookで共有されました。この主張は、ドイツ語、オランダ語、フランス語、スペイン語、イタリア語にも掲載されています。
しかし、この主張は #大嘘 です。
欧州特許庁が開発した特許・出願の検索プラットフォーム《Espacenet》で検索すると、「COVID-19を検査するシステムおよび方法」の出願がこちらに掲載されていることが分かります。
同サイトによりますとと、この出願は米国特許のCIP(Continuation in Part)出願(=削除されています。出願の性質的に仕方ない)、即ち既存出願の一部継続出願であることが分かります。CIPの原則は、古い発明が新しい発明の開発に貢献した場合に限り、発明者が新しい特許を古いライセンスとリンクさせることを認めるものです。
ロスチャイルド氏の特許は、「生体データの取得と送信」の方法に関するもので、誤解を招くFacebookの投稿で共有されたスクリーンショットにあるように、2013年に初めて出願されました。
その後、特許の要旨にあるように、この方法が「ユーザーがCOVID-19等のウイルス感染症にかかっているかどうかを判断する」ために使用出来ることから、2020年5月にCIP申請が行われました。
欧州特許庁の広報担当者であるRainer Osterwalder氏も、「特許出願には2020年以前にはCOVID-19への言及がなかった 」と述べています。
「2016年の最初の開示登録では、ビデオデータに関するものです。その後の2016/2017年の出願では、バイオメトリックデータの収集、処理、送信について明記されています。ご指摘の2015年の最初の出願は開示されませんでしたが、特許法の理由から、それは言及された発明についても言及していたはずです(そうでなければ『一部継続』は不可能です)」と、Osterwalder氏はAFPに語っています。
ロスチャイルド氏の特許出願の正確な手順は、《Espacenet》(=削除されたようですね)または《Google Patents》で見ることが出来ます。2020年10月21日現在、この出願は米国特許庁の認可を受けている最中です。
特許に名を連ねるロスチャイルド氏について、AFPはロスチャイルド一族が支配するロスチャイルド・アンド・カンパニー・グループに問い合わせました。同家はしばしば反ユダヤ主義的な #陰謀論 の対象になっており、米紙ワシントン・ポストがこちら(=古い記事ですから削除された模様です)に詳述しています。
同社の広報担当者は2020年10月8日、AFPの取材に対し、「ロスチャイルド&カンパニーと特許に名を連ねる人物の間には何の関連性もありません」と述べました。
リチャード・A・ロスチャイルドの出願時代理人弁理士は、AFPのコメント要請に応じませんでした。
【日本でも騒いでいるバカの先人が居ましたw】
Espacenet(欧州の特許検索)で
— 自分の頭で考える人 (@Jibun_no_Atama) October 10, 2020
US2020279585と検索
「System and Method for Testing for COVID-19」
というのが出てくる
出願日:2015/10/13
開発者・出願人:リチャード・ロスチャイルド
この特許があるから
新コロの研究ができない
2019年に発生するコロナ
随分前から予定してたんだねぇ pic.twitter.com/Jv0bMnJM6J
<で、当然のごとく、識者に叩かれておりますw>
その1:
これは「一部継続出願」といって、元の出願に内容を追加できる制度を利用したものです
— さとはん (@k17428) October 10, 2020
この出願自体の出願日は2020年5月17日です
2015年の時点の発明の名称は”system and method for using, processing, and biometric data”で、covid-19という記載はありません
その2:
2015年10月13日に特許申請されてますが、元の特許は心拍数などのモニタリングデータをTracingするものですね。
— CAR19 cytotoxic t cell (@car19_t) October 10, 2020
2019年5月にCOVID19に応用されたのでそれに関して特許を追加しているようです。
理解出来ていないのであれば拡散する前にお勉強が必要ですし、理解しているのであれば悪質ですね。
その3:
「ロスチャイルドが2015年に”covid-19”の文言がある特許を申請している」はデマです。これは2015年の特許を2020年に追記した一部継続出願というもの。
— 伊賀 修 (@Osamu_iiga) October 10, 2020
元特許は”2015-10-13 Priority“
追記出願は”2020-5-17 Filing“
2015年の元特許にはcovid-19の文言はなく、内容は一般的なバイタルサイン検査。
(続) pic.twitter.com/O4wbEYruQq
その4:
ついにデマを流すところまで堕ちたんですね。
— くろがね@療養中 (@metal_black2) October 10, 2020
せめて大義をもって活動してください。 pic.twitter.com/77ZmHB1KGP
その5:
これ、画像途中で切ってますが(意図的に)
— 正しい知識で考える人 (@pA6R7Cizsu5zEaM) October 10, 2020
その先PriorityDataとなる「2015年」に出した優先となる特許はUS201562240783であり、
これにはCOVID-19なんて書かれていませんよ。
いい加減捏造やめましょうよ