Elon Musk氏がTwitterを買収した後に、Bill Gates氏がアカウント凍結されたりはしていませんよ。

【レビュー】

マイクロソフトの共同創業者である億万長者ビル・ゲイツ氏は、ネット上で出回っている #捏造 スクリーンショットで主張されているようなTwitterからのアカウント凍結処分を受けていないことが分かりました。

この画像は、テスラ社のイーロン・マスクCEOがソーシャルメディア企業の買収に向けてツイッター社と合意に達したという発表の直後に出回ったものです(こちら)。

画像の上半分にはビル・ゲイツのTwitterのプロフィールが表示されており、Twitterのハンドルネーム(@BillGates)やアカウントの説明文が記載されています。「財団の仕事と他の興味を通して学んだことを共有する」( twitter.com/BillGates )。スクリーンショットの下半分には、アカウント停止のお知らせが表示されています。

あるユーザーはこの画像をTwitterで共有し、こう言いました。:「糞イーロンは動きが早い。」このツイートには、記事執筆時点で36,000以上の「いいね!」がついています( こちら )。

➡こんな民度の低い自称エリートが居るから、昭和の時代の『だるまさんが転んだ@北部九州バージョン』を言いたくなるんやで(=_=)。

このツイートはアーカイブとして公開されています( archive.ph/kXojo )。

この画像は風刺的なものだという意見もありましたが、まるで本物のスクリーンショットであるかのようなコメントもありました。あるユーザーはこう言いました。:「イーロン・マスクが語った表現の自由に反する」( こちら )。

また、別の人の意見として:「これは@elonmuskが望んでいることに反しているのでは?彼はみんなにオープンな対話を望んでいたはずだ」(こちら)という声もありました。

あるユーザーは、このスクリーンショットにこんなキャプションを付けてFacebookでシェアしました。「ビル・ゲイツはTwitterを凍結された」( こちら )。

この画像は、他にも(こちら)、(こちら)で見ることが出来ます。

しかし、この画像は本物ではなく、ゲイツ氏はプラットフォームから停止されていない、とTwitterの広報担当者は述べています。

ビル・ゲイツ氏の広報担当者も、この主張が誤りであることを確認しています。

ゲイツ氏のツイッターアカウントを撮影したアーカイブにも、マスク氏がプラットフォームの買収に合意した2022年4月25日に停止された姿はありません。( こちら )、( こちら )、( こちら )。

2022年4月26日の記事執筆時点でも、ゲイツのTwitterのプロフィールはアクティブなままです( twitter.com/BillGates )。

Googleの詳細検索では、ゲイツ氏が同プラットフォームから停止されたことを報じるニュース記事は見つかりませんでした( archive.ph/wip/HvU40 )。

Twitterのアカウント停止に関するルールと、アカウントが停止された際に表示される通知については、こちらをご覧下さい。

【評定】#捏造記事

マイクロソフトの共同創設者であるビル・ゲイツ氏のツイッターアカウント(@BillGates)が凍結されたことを示す画像は、ネット上に出回っていいません。この画像は、デジタル処理により #捏造 されています。

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