コカ・コーラの缶カスタマイズ・ツールは、《Jesus(イエス)》も《Allah(アラー)》も使用不可としています。
概に以下の記事を翻訳しましたが、ロイター通信からも記事が出たので、追加で。
基記事はこちら。
コカ・コーラは、消費者がパーソナライズされた缶に宗教名を含むフレーズを追加することを許可しておらず、同社のカスタムツールで 「アラー」は許可されているが、「イエス」は許可されていない、というSNS上の投稿とは正反対となっています。
ロイター通信がオンラインツールを調査した結果、《Jesus loves you 》と 《Allah loves you》とでは同一の拒否メッセージが表示されることが判明しました。同社はまた、「イエス」も「アラー」も許可されていない言葉であるとしています。
このツールで得られたとされる結果のスクリーンショットを引用したSNS投稿には次のようなものがありました: 「速報:コカ・コーラはクリスチャンの顧客をサポートしない。カスタム缶にはイエス以外のどんな宗教的な名前でも入れることが出来る。」
コカ・コーラはロイター通信に対し、このツールは「宗教的な名前やフレーズ、政治的な候補者、商標、有名人の名前やフレーズを承認することはありません」とする声明を電子メールで返信してくれました。
「アラー」の使用を防ぐためにウェブサイトが更新されたのは、この物語がネット上で広まった後ではないかという指摘に対して、コカ・コーラは、特定の宗教的な名前やフレーズは、拒否される投稿として以前から存在していたと述べています。
投稿の画像を分析した結果、コカ・コーラの公式ブランディングとの矛盾も明らかになりました。公式サイトで生成されるものとは透かしが異なっています。コカ・コーラのウェブサイトのプレビュー・セクションには、ネット上で共有されているスクリーンショットに見られるような《pending approval》ではなく、画像の横に全角で《pending review》の文字が表示されています。
【評定:デマです】
コカ・コーラの缶のカスタマイズ用オンラインツールでは、「イエス 」や 「アラー 」を含む宗教的な名前を使用することは出来ません。