イングランドとウェールズのデータで、COVID-19ワクチンを接種したティーンは接種していないティーンより3倍も死亡しやすいなどとは示されていません。
そろそろ、 #デマ吐き羆 君がThe Exposéから記事を持って来そうなので先回りｗｗｗ。
【和訳】
イングランドとウェールズのデータでは、COVID-19を接種した10代の若者は、未接種の10代の若者よりも死亡する確率が3倍も高いのでしょうか？いいえ。間違っています。イギリスの国家統計局（ONS）は、この情報は文脈を欠き、臨床的に脆弱な子供を考慮していないとしています。更に、ONSの死亡率データには、COVID-19ワクチンとの関連を示唆する証拠はないとしています。
この主張は、The Exposéが2022年2月1日に発表した記事（アーカイブはこちら）に、「ONSのデータではCovid-19ワクチンを接種したティーンは接種していないティーンより3倍死亡しやすい、これが2021年に男性ティーン死亡が53%増加した理由か？」というタイトルで掲載されているものです。冒頭は次の通り：
国家統計局から提供された数字によると、イングランドでCOVID-19ワクチンを接種した10代は、接種していない10代よりも3倍以上死亡しやすく、2021年にこの年齢層に接種を導入した後、10代の男の子の死亡が53%増加した理由がこれかもしれません。
2022年2月3日の投稿は以下のような感じでした。：
Exposéの記事では、特に15歳から19歳の10代に注目しています。2022年2月3日、Lead Storiesへの電子メールで、ONSは、引用されたデータは「正しいように見えます」が、以下の補足説明を必要とすると述べています。：
2020年夏から2021年夏にかけて、この年齢層の死者が増加した可能性のある要因はいろいろあります。しかし、ONSの死亡率データには、COVID-19ワクチンとの関連性を示唆する証拠はありません。月別死亡率分析の表12では、ワクチン（ICD-10コードU12.9）に関連する死亡を報告しています。これまでのところ、死亡診断書にワクチンが記載された死亡は15件（全年齢）、根本的な原因であった死亡は10件です。
同国の健康安全局によりますと、2022年2月3日現在、英国全土で約5000万回分のCOVIDワクチンが納入されています。ONSのメールでは、前年比（2020年→2021年）は標準から外れた数字が強調されるため、典型的なものではないとも書かれています。
個々の年の数字は変動しやすいので、前年比をするのではなく、常に5年平均（パンデミックではない通常の年に予想される死者数の指標）と比較することは、指摘に値します。
2020年は比較対象となる「通常」の年ではありません。2020年は、ある程度の規制がかかり（外出が減る）、検視官の調査が遅れるため、若者が死にやすいタイプの死因（外的要因-交通事故、自傷行為など）による死亡者数は減少すると予想されます。
ONSのメールによると、The Exposéの記事にはもう一つ考察が欠けています。当時、COVIDの予防接種を受けていたのは、一部の10代のグループだけだったのです。
また、この期間の大部分（2021年1月10月）において、臨床的に脆弱な子供達だけがCOVID-19ワクチンの接種を許可され、臨床的に脆弱な若者は、併発症がない子供達よりずっと早く接種を受けていたことも注目に値します。臨床的に脆弱な子供や若者は、併存疾患のない子どもよりも死亡率が高く、ワクチンを接種した10代が接種しないままだった子供よりも死亡率が高いのは、このためだと考えられます。