海外のオミクロン話その1
日本だと、尾身茂さんを揶揄するような失礼な表現が続いていて閉口しますが、海外のアイタタさんは色々な流派wがあるみたいです。
【(デマ吐きさん達の)主張】オミクロン変異株という名前は、コロナウイルスのパンデミックがデマであることの証拠である。
<お時間のない方へ>
・この新しいコロナウイルスの名前は、ギリシャ語のアルファベットにちなんで命名されるという確立されたパターンに従っただけです。
11月26日、世界保健機関(WHO)は、新たなコロナウイルスの亜種を「懸念される亜種」に分類しました。このウイルスは "omicron" と呼ばれています。これは、WHOが5月に発表した、主要なウイルスの亜種にギリシャ語のアルファベットを割り当てるという決定に従ったものです。
しかし、一部のソーシャルメディアユーザーは、"omicron" が "moronic" のアナグラムであることから、これは大きなジョークであると指摘しています。
「左翼の人達は騙されるだろう」という投稿もありました。
これらの投稿は、Facebookのニュースフィード上の偽ニュースや誤報に対処するための取り組みの一環として、フラグが立てられました。(Facebookとのパートナーシップについて詳しくはこちら)
確かに、"omicron" と "moronic" はアナグラムです。アナグラムとはMerriam Websterの定義によると、別の単語やフレーズの文字を並べ替えて作られた単語やフレーズです。
しかし、そこに秘密のメッセージがあるわけではありません。delta変異株のdeltaが "deep sleep" を意味するという主張をファクトチェックした時もそうでした。
WHOは、新しい亜種にギリシャ語のアルファベットを使用すると発表した際、『これらのラベルは、多くの可能性のある命名システムを広く協議、検討した上で選ばれた。』と述べています。同組織はそのために、『既存の命名システムに属する専門家、命名法やウイルス分類学の専門家、研究者、各国当局など、世界中のパートナーからなる専門家グループ』を招集しました。
omicronは、24文字のギリシャ語アルファベットの15番目の文字です。WHOは、使用するギリシャ文字がなくなると、変種の新しい命名法を発表します。
『今回、WHOはomicronにたどり着くまでに2つの文字を飛ばしました。前回の重要な変異株は、12番目の文字であるmuと呼ばれていました。ギリシア語のアルファベットで13番目の文字はnuですが、"new"という言葉と混同されやすいと考えたのでしょう。』とNew York Timesは報告しています。
その次の文字はxiで、組織の広報担当者はTimes誌に 『一般的な名字であるため、使われなかった』と語っています。例えば中国の指導者である習近平の名字の綴りですが、発音は異なります。
→考えすぎでしょってことです。
Times誌によると、WHOは当初、nuとxiを省略した理由を説明しなかったため、WHOが中国政府に迎合しすぎているのではないかという憶測を呼んだという。
しかし、これはパンデミックがデマであることの証拠にはなりません。
従いまして、最初になされた主張は誤りだと評定します。