ゲーム映像が紅海攻撃の実映像としてシェアさ れています。
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イエメンのHouthi派武装勢力が紅海でミサイル攻撃を仕掛けている本物の映像であるかのように見せかけたビデオゲームの映像がSNS上でシェアされています。
XとFacebookで公開された低解像度の映像は、ミサイルが水平線をかすめながら海上で船舶を攻撃する様子を映し出しています。
この誤解を招く映像は、紅海での「Houthi派からのミサイル攻撃」を示しているというキャプション付きでシェアされています。
しかしながら、この動画の出所は、1月14日(タイムスタンプ10:57)に「イランからの即時反応:Houthi派の巡航ミサイルがイエメン近海の米空母を撃沈」というタイトルでYouTubeに投稿されたゲームの映像なのです 。
ネット上で共有されている誤解を招くキャプションのついた動画は、YouTubeに投稿されたビデオゲームの一部分と一致しています。YouTube動画の説明には、実際の映像ではなく、「Arma 3のゲームプレイ」だと書かれています。
このゲームを開発したBohemia Interactive社の広報担当者は、この映像はArma 3のゲームプレイである「可能性が極めて高い」と述べています。
Houthi派は11月中旬から紅海で船舶を攻撃しており、これはイスラエルがガザで軍事作戦を展開する中、パレスチナ人との連帯を示すためだと武装勢力は述べています。英国と米国は1月中旬、報復としてイエメン全土への空爆を開始しました。
【評定:デマ動画です】
この映像は紅海で撮影された本物の映像ではなく、YouTubeのゲームプレイ動画から切り取られたものです。
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