映像には、ロサンゼルスの火災の中、避難する人々が映し出されており、略奪行為は行なわれていません。
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ロサンゼルスとその近郊で発生した山火事の中、人々が略奪行為に及んでいるとする虚偽のキャプションが付けられた動画がシェアされています。
ロサンゼルスでは5つの火災が発生し、少なくとも24人が死亡、約10,000棟が焼失しました。金曜日の時点で、ロサンゼルス郡保安官事務所は、20人が略奪で逮捕され、交通整理と重要インフラ保護のためにカリフォルニア州兵を要請したと発表していると言い張っています。
ある投稿は、「速報:カリフォルニア史上最悪の自然災害の中、人々が積極的に略奪を行ない、家に侵入している」というキャプションと共に、人々が家から物を運び出す様子を映したとする映像をシェアしました。
しかしながら、KTLA 5のYouTubeチャンネルで見ることが可能な1月8日のライブストリーミングで、地元ニュースが動画に映っている家の住人にインタビューしました。彼女は、友人達が家から物を避難させるのを手伝ってくれたと語っています。
Google Street Viewの画像とKTLA 5の映像によりますと、この映像に映っている家はカリフォルニア州アルタデナにあるようです。
【評定:誤解を招きかねない表現です】
この映像は、カリフォルニアの山火事の中、略奪行為ではなく、避難している住民が家から荷物を運び出すのを手助けしている様子を映しています。