【古くからあるあたおか話】国連旗は地球が平らであることを示しているわけではありませんwww。
国連旗は地球が平らであることを証明していますか?いいえ、そんなことはありません。国連のホームページによりますと、国連旗は北極を中心とした地球の投影図であるとのことです。学校の地球儀のように、国連章は実際の距離に比例して、二次元の形で再現されているの です。
国連旗に関する主張は、2022年8月28日にFacebookの投稿でシェアされたTikTokの動画にキャプションなしで再登場しました。
国連旗と平地図とされる画像を隣り合わせに映し出し、49秒のクリップはこう切り出しました:
なぜこんな偶然が起こるんだ?
以下は、記事執筆時点でFacebookに掲載されていた動画の様子です:
![](https://assets.st-note.com/img/1663087515968-vNBLX4gM9d.png?width=1200)
動画内の画像は、国連の旗が南極大陸を省いており、「宇宙は嘘だ」と主張しており、制作者は、「神を信じない人々によって支払われたカリキュラムを通じて、あなたに伝えられている」と主張しています。この動画では、進化論とビッグバン理論を「悪魔の地球規模の嘘」と呼ぶものの一部として挙げています。
これらの声明は新しいものではありません。以前、同じ主張のバリエーションが、こちら、こちら、こちら、こちらでソーシャルメディアに登場しました。
しかしながら、国連旗のデザインを説明した1946年の公式文書には、「フラットアース(平らな地球)」についての記述はありません。むしろ、国旗の地図は「投影図」を表していると書かれているのです。
北極を中心とする正距方位の世界地図で、スモークブルーの地に金色でオリーブの枝を交差させた花輪が刻まれ、水域はすべて白で塗られています。地図の投影は南緯60度まで続き、5つの同心円を含んでいます。
ミネソタ大学図書館の解説によりますと、投影図とは「三次元の地球儀から二次元の地図を作る作業」と定義されています。その手順を「オレンジの皮を剥き」、「その皮を平らにする」ことに喩えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663088399780-Uo0PCegfva.png?width=1200)
Open.lib.umn.edu のスクリーンショット)
この問題を解決するために、いくつかの方法が存在します。国連は、その旗に描かれた世界地図は正距方位投影を使用していると記載しています。
Merriam-Webster辞書では、《azimuthal》は「地平線の弧」に関連するものとして定義されています。
正距方位投影を使用した地図切手のコレクションを管理しているスミソニアンの国立郵便博物館では、次のように書いています:
正距方位投影では、全ての距離はある特定の一点から測ったときに真となります。例えば、北極を中心とした投影であれば、北極から測った距離(及び方位)は全て真となります。それ以外の点間の距離は測定不可能です。
ですから、国連旗は平らな地球を表しているのではありません。球体である地球を、紙やコンピュータの画面と同じように、旗という平面で表現しているのです。