【黎明期からIT企業設立】自身の強みにあわせて事業も変化させていく_女性社長コラム#10
女性社長.net編集部です。
女性社長コラムでは、女性社長.net会員様に執筆していただいたコラムをお届けしていきます。
第10弾となる「女性社長コラム」は、MRコンサルティング株式会社の箱島とも子さんです。箱島さんはインターネット黎明期からWEBサイト制作、さらにシステム開発を行う企業を立ち上げられています。そんな箱島さんに、会社立ち上げから、ご自身の強みに合わせた事業内容の変化についても書いていただきました。
それでは、どうぞ !
はじめまして。MRコンサルティング株式会社の箱島と申します。
まず簡単に当社のご紹介をさせていただきますと、当社は企業のシステム開発とWEB制作を請け負っているシステム開発会社で、他にもDX化のためのコンサルティングや、プロジェクトを推進するためのプロジェクトマネジャー育成支援などを行っています。実は現在の会社以外にも2社ほど会社を設立しておりますが、すべてシステム開発会社です。
ただただ、会社を作りたかっただけ
さて本題ですが、なぜ私がシステム開発会社を設立したのか。
ずばり、自分にこれといったスキルが無かったというのが本当のところです。当時はスキルがないにも関わらず、私は学生時代から独立心(?)が強く兎にも角にも起業したい想いが強かったのです。
特に私が初めて起業した時代(当時28歳でした)はインターネット黎明期でしたので、WEB制作のためにはデザインができるデザイナーさんとシステムエンジニアさんの技術が必要なので、そのブレインがあればビジネスになりうるのでは? と単純に考えたことがきっかけでした。
事業を運営する中で見えた強み。
会社の方向性も強みに合わせて変えていく
運良く頼りになるデザイナーさんエンジニアさんに恵まれ、企業のWEB制作を始めたのですが、その中でWEBサイトに搭載するお問い合わせフォームや、会員システムなどシステムが必要になるケースが多くなり、システム開発に力を入れるようになりました。
そうすると、意外にもシステム開発に必要な要件定義やプロジェクトを管理するプロジェクトマネジメントが自身の強みに。
それからはWEB制作よりもシステム開発に注力するようになりました。
ですので、システム開発会社を起業したというより、WEB制作会社から出発してシステム開発会社になったという感じでしょうか。
プロジェクトマネジャーが楽しい仕事であることを伝えたい!
システム開発はプログラミングスキルだけでなく、クライアントの業務知識や要望を理解し、プロジェクトメンバー間のコミュニケーションを良好に保ち、プロジェクトを成功に導くプロジェクトマネジャーの存在が成果を大きく左右します。
そのため、私はこれからはプロジェクトマネジャーの育成に尽力したいと考えています。
特に状況変化の著しい現在では、これまでのマニュアル通りの進め方では対応できなシーンが多く、目的と手段を自分で判断・決断し進める能力が求められています。
そしてこの能力こそがプロジェクトマネジメント能力です。
自身で判断・決断して進めると仕事は劇的に楽しくなるため、一人でも多くの人にプロジェクトマネジメントの楽しさを伝えてゆきたいです!
最後に:自分を元気にする言葉
編集部:箱島さんより、ご自身を元気にする言葉をいただきましたので紹介します。
「ピンチはチャンス!」
箱島さん:しばしば耳にする言葉ですが、私もこれまでに幾度となく「なぜ私はピンチにならないと深く思考しないのだろう」と内省するくらい、
ピンチの時ってその苦境を乗り越えようと通常では考えない策を企てたり、行動を起こしたりしませんか。
だから、つくづく「ピンチはチャンス!」って本当だなと思っています。
女性社長.netよりひとこと
箱島様、この度は貴重な経験談をありがとうございました。ゼロからスタートし、複数のシステム開発会社を経営するまでになったご経験は、読者に大きな勇気を与えることでしょう。特に、プロジェクトマネジメントの重要性や、どんな状況でも諦めない姿勢は、多くのビジネスパーソンにとって共感できる部分だと思います。今後も、プロジェクトマネジャー育成に力を入れていただき、多くの人材育成に貢献されることを期待しております。
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