人気の「暖色カラー」をコントロールするために必要なことってなに?/長崎英広[CANAAN]
サロンワークで暖色を上手に提案するために、暖色カラーの特徴と施術のポイントをおさえよう。多くのヘアカラーセミナーの講師を務める長崎英広さんによるnote講座、ここに開講!
解説_長崎英広[CANAAN]
ながさき・ひでひろ/1971年生まれ。三重県出身。旭美容専門学校卒業後、三重県内1店舗、都内1店舗を経て、2012年東京・原宿に『CANAAN』を設立。著書に「成功するヘアカラー」、「続・成功するヘアカラー」(小社刊)。
ヘアカラーにおける暖色とは?
一般的にはオレンジ、赤、赤紫までの領域を「暖色」と認識している人が多いのでは……? 判断が難しいピンクは赤紫の仲間なので、ここではギリギリ暖色と考える。紫は青みの方が強いため、暖色ではなく中間色として考える。
暖色は明るく見える
同じ明度で暖色と寒色を比べると、暖色の方が明るく見える。つまり、寒色は明度を下げやすく、暖色は明度を下げづらいといえる。暖色でダークトーンを表現するには、明度を下げるための色みをプラスするなど、ひと工夫が必要。
▲同じ明度でも、色によって感じる明るさに差がある。最も明るく見えるのは黄色で、緑や青は暗く見える。
アルカリカラー剤で表現できる範囲は?
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