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【英語】「private」の発音は「プライベート」ではない。

こんばんは!
今回は、今さらながら気づいた英語の発音の勘違いについて
書いていきたいと思います。

皆さんに質問ですが、
separate」という単語。
これが動詞として使われる場合と、
形容詞として使われる場合、
それぞれどのように発音するかご存じでしょうか?

ちなみに、動詞の場合は「~を(…から)分ける、引き離す」
形容詞の場合は「別個の」
というような意味を持ちます。

それでは正解ですが、
動詞の場合は「セパレィト」/ˈsep.ər.eɪt/
形容詞の場合は「セパラット」/ˈsep.ər.ət/
となります。

動詞と形容詞で「ate」の部分の発音が変わるんですね。

これって結構曲者だと思いませんか?

というのは、「ate」は「エィト」と発音する単語が多いためです。
まさに「ate」(eatの過去形)も「エィト」と発音しますね。

「date」「gate」「hate」「create」「negotiate」「accommodate」…

色々あって、それは皆「エィト」と発音します。

しかし、興味深いことに、
形容詞が「ate」で終わる場合は、
この「a」は「エィ」(eɪ)という2重母音にはならず、
あいまいな「アッ」(ə)という音になります。

これは「separate」を学んだときに知識として知っていたのですが、
恥ずかしながら、他の形容詞の発音まで調べていませんでした。

同じつづりの動詞と形容詞を区別するための特例だと思っていたからです。

「elaborate」にも、
動詞「イレボレィト」/iˈlæb.ə.reɪt/  と
形容詞「イレボラット」/iˈlæb.ər.ət/
の発音区別があります。

しかし……

改めて辞書を引いてみますと、

「private」の発音は「プライヴァット」/ˈpraɪ.vət/
と書いているではありませんか!

……あれ、日本語の「プライベート」って、誰かが間違って読み始めたのが定着してしまったってこと?

このような例は本当にたくさんあります。
「accurate」は「アキュレィト」ではなく「アキュラット」/ˈæk.jə.rət/
「fortunate」は「フォーチュナット」/ˈfɔː.tʃən.ət/ です。

つまり、
「残念ながら」という「unfortunately」は、
「アンフォーチュネィトリィ」ではなく、
「アンフォーチュナットリィ」/ʌnˈfɔː.tʃən.ət.li/ になるわけです。

他にもたくさん例はあるのですが、
残念ながらメモを充分に取れていないため、
思いついたら追ってこの記事に足していこうと思います。

いずれにせよ、形容詞の場合の「-ate」は、
「エィト」ではなく「アット」になる。
という点は、今すぐにでも直そう、と思いました‥‥。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました!

【画像】Chris Sansburyさま(Pixabay)