「心情」
みなさん、こんにちは。
城西大学体育会サッカー部 4年 村田 祥史です。
遂に自分も引退ブログを書く時がきました。
4年間は長いようで短いですね。
ここでは、大学サッカーを中心に振り返りつつ、その時に思っていたことなどを正直に書いていきます。
少し長文になりますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
まずは、城西大学に入学した理由。
シンプルに城西大学しかありませんでした。
もともと、高校でサッカーを終わらせスポーツトレーナーになりたいという夢に向かって大学を探していました。
しかし、最後の選手権の1週間前に腕を骨折し試合に出場でぎず不完全燃焼で終わってしまい、大学でもサッカーを続ける決意をしました。
っといてもすでに10月。
もう大学のセレクション等も終わっており、行ける大学が中々見つかりませんでした。
そんな時に、監督同士の繋がりもあって、ご縁を頂き城西大学でサッカーを続けさせて頂けることになりました。
1年生
上手い人に揉まれながらなんとか喰らい付いた。
光太郎さんに毎日下手すぎてキレられた。
先輩に何回も下手くそと言われた。
めっちゃめっちゃ走った。
こんな思い出しか浮かびません。
でも、毎日行くのが憂鬱だったけど一番成長できた。
一番上手くなれた気がしてる。メンタル面も含めて。
ただ、悔しさは残る。
練習は2番目のカテゴリーだけど試合は4番目のカテゴリーでの出場。
毎回試合に出れて嬉しい反面、自分はこんなレベルなんだなと。とても複雑だった。
まー、同じポジションの先輩が全員上手くて、速くて、走れて....自分の居場所がなかったのは事実。
だからこそ、与えられた場所で最大限の努力をした。
2年生
コロナが猛威を奮った。
サッカー部の活動が停止。
このような時に差をつけようと思った。
毎日走った。
活動再開2日目、第五中足骨骨折。
手術により1年リハビリ。
悔しい。と言うか馬鹿?
ダサいですよね。
実は、走ってる時ちょっと痛かったんですよね。
それでも続けてしまったんです。
自分のせいですね。
2年目はリハビリに全力を注ぎました。
小鉄さんありがとうございます。
3年生
TOPチームからスタート。
最初の公式戦スタメン。
前期リーグ戦開幕から4試合スタメン。
それ以降、ベンチ。
後期リーグ戦1試合目ベンチ。
これ以降メンバー外。
関東参入戦5試合ベンチ。
出場時間0分。
は?
なんで?
って思ってました。
初めてスタメンから外れた時。
「他の選手の試しでしょ」なんて言ってベンチの人と笑ってました。
それ以降名前をスタメンで呼ばれることはありませんでした。
初めてメンバーから外れた時。
抱負のnoteの時にも書きましたが、メンバーが送られてくるLINEを何度も何度も確認して、泣きました。
悔しいです。
こんな悔しい気持ちは初めてでした。
なんとなく、正直そろそろかなとは、当時思ってました。
ただ、理由はわからなかったし、自分自身も他人のせいにして自分にベクトルを向けていませんでした。
今思えば情けないですよね。
でもなんか理由が欲しかったんです。
試合に出れない、ベンチにも入れない理由を。
そうしないとメンタルが持ちませんでした。
腐りつつありました。
4年生
今年こそはスタメンだ!
っと望んだシーズン、一回もスタメンで使われませんでした。
途中出場も数試合。
ベンチ外も時々。
不甲斐ないな。
情けないな。
悔しいな。
試合に出れない自分への苛立ちをどのように抑えるかが大変だった。
サッカーをしていて楽しい自分と楽しくない自分が入り混じる中のトレーニング。
やっぱり試合に出れないと何もかもが面白くないと感じてしまう。
ベンチに入れないと試合に出る権利すらなくなる。
最後のプレーオフ。
前泊組に入ったが当日にメンバーから外れた。
めっちゃ悔しかった。
最後4年生を信じてくれないか...って思ってました。
みんな気を遣ってくれたのか声をかけてこない。
少し弄ってもらうのが自分はちょうど良かった。
メンバーがウォーミングアップ前にベンチで準備している時、自分は居心地が悪いからグラウンドに出てアップの準備をしていた。
森高だけ俺のところにきて、自分は愚痴をこぼす。
2人でパスをする。
いろんな感情が込み上げできて涙が...
涙がおさまった頃、
原山もきた。
3人でパスしたり、リフティングしたり。
少し落ち着いたし、気持ちの整理がついた。
森高、原山ありがとね。
なんであいつが試合に出てるんだ?
なんであいつがメンバー入ってるんだ?
スタメンの人怪我しないかな?
俺の方がいいだろ。
俺のこと使えよ。
俺が出たら....
こんな事を考える自分が情けなく惨めだった。
完全にベクトルが自分じゃなく他人になっていた。
でも3年生の時もこのように考えてたけど、当時は情けないことすら気づけなかった。
4年生になって変わったことは情けない事を気づいたこと。
試合に出てなくてもチームとしての役割があること。
毎日の練習を100%でやること。
愚直に直向きに。
様々な感情を押し殺し、トレーニングする。
チームとしても個人として結果はついてこなかった...
勝負の世界は難しい。
努力が報われることは少ないかもしれない。
それでも継続しないと何も起こらないし成長しない。
自分は確実に成長できた はず。
仲間と切磋琢磨して純粋にサッカーが楽しかった。
サッカーに出会って、たくたんの仲間ができて、人間性が磨かれて、サッカーは本当に偉大なスポーツだと思う。
本当に良い指導者、仲間に恵まれた。
今までのサッカー生活全てが自分にとっての財産。
4年間ご指導頂いたスタッフの皆さん、俺のことを先輩だと思ってない後輩達、偉大な先輩達、俺のことをいじることしか頭にない同期、みなさんのおかげで楽しく有意義な4年間でした。
「ありがとうございます」
不完全燃焼で終わったのでまだまだサッカーを続けると思います。
夢も叶えてないし...
応援お願いします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。誤字脱字あると思いますがご愛嬌、ということで...
最後にどうせ勝手に見ているだろう家族へ
妹
ポンコツすぎて心配です。
だからめっちゃ言っちゃいます。
試合を見にきてくれて嬉しいよ。
ありがとう。
姉
スパイク等ありがとうございます。
うるさいぐらいちょうどいいぞ。
ありがとう。
お母さん
なんかもう「ありがとう」しか出てこない。
たくさんご迷惑をお掛けしております。サッカーをやらせてくれて、続けさせてくれてありがとうございます。
どうせ口では恥ずかしくて言えないので改めて
「いつもありがとう!」
お父さん
いや親父。
いなくなって改めて気づく大きな背中。
もっと温泉で語り合いたかった...
タバコとお酒は程々に。
「ありがとうございます。そしてお疲れ様」
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